ガールズバーの暗黙のルールとは?キャストが守るべきマナー集


「ガールズバーで働く前に現場のリアルなルールが知りたい!」
「暗黙の了解やマナー違反で嫌われたくない!」
「ガールズバーで長く働くために、人間関係を円滑に保ちたい!」
ガールズバーの仕事にはさまざまな暗黙のルールがあり、マニュアルだけでなくルールも守って働く必要があります。
暗黙のルールは誰にも教えてもらえないケースもあるため、必ず確認したうえでガールズバーでの仕事に挑戦しましょう。
今回はガールズバーで働くキャスト向けの暗黙のルールを紹介します!
目次
ガールズバーにある暗黙のルールとは
ナイトワークではさまざまな暗黙のルールがあり、ガールズバーでもルールを守って働くことが求められます。
暗黙のルールはどのお店でも共通している傾向にありますが、未経験で入店しても教えてもらえないことが少なくありません。
特にアルバイトや接客そのものから初めての場合は、暗黙のルールも必ず把握したうえで働きましょう。
ガールズバーの暗黙のルールとは
- マニュアルには載っていない現場ルール
- 守らなければ店内の人間関係を壊すリスクあり
まずは、ガールズバーの暗黙のルールとはなぜ設定されているのか、ルールを破るとどうなるのかから解説します!
マニュアルには載っていない現場ルール
暗黙のルールとは、マニュアルには載っていない現場ルールを指します。
接客マニュアルのように入店時に教えてもらえない一方で、守らなければお店の雰囲気を壊しかねないため、必ず把握しておきましょう。

教えてもらえないのに守らないといけないなんて理不尽…!
「暗黙のルール」と聞くと不安に感じる方も多いですが、決して厳しいルールや特殊な規則ではありません。
「お客さんや上司には敬語を使う」「遅刻したら謝る」などマナーに近い部分も多く、ガールズバーを問わず社会で働くなら守るべきものがほとんどです。
そのため、暗黙のルールはひと通り確認しつつ、不安になりすぎず自分のペースで働きましょう。
守らなければ店内の人間関係を壊すリスクあり
暗黙のルールを守らないリスクとして、以下が挙げられます。
暗黙のルールを破るリスク
- お客様に失礼な振る舞いをしてしまう
- 店内の人間関係に不和を生じさせてしまう
- 店内キャスト間のいじめの標的になってしまう
暗黙のルールは、ほとんどが店舗スタッフやお客さんとのトラブルを防ぐために設けられています。
そのため、暗黙のルールを破ることは、お客様や同僚スタッフからの印象を損ねることにつながりかねません。
ガールズバーはキャストが集まって働き、お客さんの利用により売上が発生するお店だからこそ、人間関係への配慮は不可欠です。
そのため、ガールズバーで働く際は暗黙のルールを必ず守って活躍しましょう。
以下からは、ガールズバーで働くなら知っておきたい、暗黙のルールを接客・裏方別に解説します!
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ガールズバー接客における暗黙のルール
ガールズバー接客における暗黙のルールとして、5つが挙げられます。
ガールズバー接客の暗黙のルール
- 基本的にキャストは客席には座らない
- お客様のドリンクが空きそうになったら追加を聞く
- 基本的にはお客様の意見を肯定する
- 2名以上で来店した場合は上司や先輩を立てる
- ボディタッチの線引きはお店により異なる
ガールズバー店頭でお客様に対応する際の暗黙のルールについて、詳しく解説します!
基本的にキャストは客席には座らない
ガールズバーでは、基本的にキャストは客席に座ってはいけません。
これは、多くのガールズバーは飲食店(酒類提供飲食店)として営業しているためです。
飲食店であるガールズバーの特徴
- 飲食店のため営業時間の制限がなく、深夜帯〜朝まで長時間営業できる
- 風俗店届出がなく接待(お客さんとの同席など)が違法行為にあたる
キャバクラやラウンジなど風俗店として届出を出しているお店は、接待行為が認められていますが、営業時間に制限がある地域がほとんどです。
一方で、ガールズバーは飲食店のため営業時間の制限はありませんが、接待行為はできません。
つまり、飲食店であるガールズバーで働く際は、お客さんに促されたとしても絶対に客席に座ってはいけないルールがあります。
お客様のドリンクが空きそうになったら追加を聞く
対応しているお客様のドリンクが空きそうになったら、追加の注文を聞きましょう。
ガールズバーでは対応したお客さんの売上がキャストの評価につながります。
そのため、自分が対応したお客さんがお店で使ったお金が増えれば増えるほど、キャストとして稼ぎやすくなることが基本のシステムです。

グラスが空いてからじゃダメなの?
グラスが空になってしまうと、注文を聞いてお酒を作るまでお客さんが飲むものがなくなってしまいます。
また、グラスが空いたことをきっかけに帰るタイミングを見つけてしまう可能性もあります。
そこで「あと1〜2口で飲み切ってしまう」程度のタイミングで追加を聞くことがポイントです!
もし断られた際はしつこく営業せず、追加を提案する程度に留めておくことで、お客さんが過ごしやすい時間を提供しましょう。
基本的にはお客様の意見を肯定する
ガールズバー接客の基本はお客さんとの会話ですが、お客さんの意見は基本的に肯定しましょう。
ガールズバーに来店するお客さんの多くは、「自分の話を聞いて欲しい」と考えています。
言い換えれば「自分が楽しく話せる環境のためにお金を支払っている」とも言えます。
そのため、お客様の意見を否定することは、お客さんの楽しい時間に水を差すことになりかねません。
ガールズバーの店内で会話をしている時間は、あくまでもお客さんが楽しく過ごすためのもののため、基本的にはお客さんの意見を全面的に肯定するスタンスで相槌を打ちましょう。
ただし、以下の話題に関しては自分やお店を守るため、否定して問題ありません。
否定(拒否)しても問題がないタイミング
- 自分やほかのキャストの個人情報を聞かれたとき
- ガチ恋客に交際を迫られたりお店を辞めるよう言われたとき
- 犯罪行為や公序良俗に反する内容への同意を求められたとき
店内での楽しい会話で完結する話題ではないときは、適切に対応してトラブルを未然に防ぎましょう。
2名以上で来店した場合は上司や先輩を立てる
2名以上で来店したお客さんの場合は、上司や先輩にあたる方を立てましょう。
ガールズバーは会社の同僚同士のほか、接待を目的に来店する方も少なくありません。
特にお客さん同士で上下関係がある場合、上司や先輩を放置してしまったり、意見が分かれた際に目上の方の意見をおざなりにしてしまうことは厳禁です。
上司・先輩の意見をおざなりにするリスク
- 上司や先輩など目上の方の楽しい気分を台無しにしてしまう
- 部下や後輩が優遇されて気まずい気分になってしまう
上司・部下ともにあまり良い気分にならないだけでなく、お客様が常連になるチャンスを失ってしまうことにもつながりかねません。
また、上司や先輩をきちんと立てて接客できれば、お客さんに「次の接待もこの子を指名しよう」と安心感を持って来店してもらえる可能性もあります。
そのため、2名以上で来店したお客さんに上下関係がある場合は、上司を立てて対応することも徹底しましょう。
ボディタッチの線引きはお店により異なる
お客さんへのボディタッチの線引きは、お店により異なります。
お店ごとに異なるボディタッチのルール
- いかなる場合であってもボディタッチは厳禁
- 手が触れる程度であればボディタッチはOK
ガールズバーは性風俗店ではないため、性的な接触はいかなるお店でも厳禁です。
しかし、全面的に禁止であるか、カウンター越しの軽い接触は黙認されるのかはお店により異なります。
基本的にはボディタッチが全面禁止のお店を選ぶことが安全ですが、お店のルールに沿って自分が働きやすいお店かどうかを検討することが大切です。
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ガールズバー店内の人間関係における暗黙のルール
ガールズバーでは店内の人間関係に配慮するための暗黙のルールもあります。
店内の暗黙のルール
- 派閥やグループに巻き込まれないようトラブルに加担しない
- 遅刻や欠勤はいかなる場合も謝罪も含めて伝える
- キャストの人間関係や個人情報は裏アカであっても漏らさない
同僚キャストとのトラブルを防ぐためのルールについて、詳しくご覧ください!
派閥やグループに巻き込まれないようトラブルに加担しない
派閥やグループ間のトラブルに巻き込まれないよう、他キャスト同士のトラブルが起きた際は極力関わらないようにしましょう。
ガールズバーをはじめナイトワークは、若い女性が中心の職場で、女性同士のトラブルはいかなるお店でも起こりえます。
そこで意識したいことが、トラブルにより発生したいじめなどに加担しないことです。
いじめや口論に参加してしまえば、「巻き込まれただけ」「自分が標的にならないようにしただけ」だとしても、加害者になったことに変わりはありません。
いじめ加害者として今度は自分が咎められる対象になるほか、今度は自分がいじめの標的になる可能性もあるでしょう。
そのため、店内に派閥やグループがありトラブルが発生した場合は、関わらないことが鉄則です。
いじめや店内トラブルが激しいお店で、経営スタッフが何の対処もしていないようであれば、お店を移ることもおすすめです!
遅刻や欠勤はいかなる場合も謝罪も含めて伝える
遅刻や欠勤はいかなる場合・理由であっても、しっかりと謝罪を伝えましょう。
ガールズバーをはじめとしたナイトワークは、特定のキャストを目当てに来店するお客さんも多いため、予定通りに出勤しないことは特に厳しいルールが存在します。
お店によっては無断での遅刻欠勤は罰金対象となるため、まずは遅刻欠勤がないようスケジュール管理を徹底することが大切です。
しかし、ときには急な電車の遅延や体調不良など、やむを得ない遅刻や欠勤を強いられる可能性もあるでしょう。
やむを得ない遅刻欠勤の例
- 電車・バスの遅延や運転停止
- 体調不良
- 身内の不幸
やむを得ない理由である場合は、遅刻欠勤による罰金が免除される場合が多いですが、お店の営業に支障をきたしていることは事実です。
そのため、やむを得ない遅刻欠勤であっても、できる限り早くその旨を伝えて謝罪しましょう。
キャストの人間関係や個人情報は裏アカであっても漏らさない
キャストの人間関係や個人情報は、個人的な会話や裏アカであっても絶対に漏らしてはいけません。
働いているお店の内情やキャストの人間関係・個人情報が外部に漏れることは、ガールズバーの営業において死活問題です。
内情や個人情報が漏れるリスク
- お客さんに個人情報が漏れてトラブルやストーカー行為につながる恐れがある
- お客さんに知れ渡ってキャストやお店のイメージダウンにつながる恐れがある
- お店やキャストの売上が落ちて非難の対象となる
「裏アカなら大丈夫」だと考える方も多いですが、昨今は裏アカであっても簡単に特定される場合が多いです。
誰でも閲覧できる状態であればもちろん、鍵アカウントだとしても、閲覧した知人伝に話が広がったりスマホ画面を知人に見られれば、そこから噂は広がっていきます。
いかなる場合も口に出したり投稿すれば、自分が発信源となりお店や同僚キャストから非難される対象となりえます。
そのため、ガールズバーでは愚痴や個人情報は胸の内に秘めて絶対に漏らさないことも暗黙のルールです。
まとめ:ガールズバーは暗黙のルールを守ればさらに働きやすくなる!
ガールズバーはさまざまな暗黙のルールがありますが、いずれもトラブルを防ぎながら働くために欠かせないことです。
暗黙のルールを徹底して守りながら働けば、ガールズバーにスムーズに馴染めるため、ルールを確認しながら働きましょう。
もちろんガールズバーでの働き方やルールはお店により異なり、入店した際はお店から共有されたルールを最優先して働くことも大切です。
雰囲気や稼ぎやすさもお店により変わるため、ガールズバーに入店する際はお店選びからこだわる必要があります。
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