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【元バーテンダーが教える】女性必見!バーでのマナーと疑問を徹底紹介!

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「ゆっくりお酒を楽しみたい!」

「バーに行ったことがなくて不安…」

「バーのマナーが知りたい!」

そんな方のために、バーのマナーや、雰囲気をご紹介します!

初めての女性でも大歓迎!

従来に比べて女性が1人で食事したり、居酒屋で飲んだり「おひとりさま」が定着してきています。それに伴い、ゆっくりお酒を楽しみに、女性1人でバーに行く方が増えています。

でも初めて行くから不安だよ…

バーは女性1人でもしっかりバーテンダーがサポートしてくれます!初めてでもバーテンダーに「初めてなんです」と伝えれば色々教えてくれます。

バーテンダーが教えてくれるんだ!それなら安心していけるね!

入店から会計までのマナーとは?

気軽に立ち寄れる居酒屋と違い、バーはちょっと敷居が高くて大人なイメージですよね?基本的には一般常識に基づいたマナーを守れば、不安になる必要はありません。

具体的にどんなマナーがあるの?

入店から会計までで覚えておくといいマナーがいくつかあります。

  • 案内されるまで勝手に座らない
  • 注文のタイミング
  • バーテンダーを呼ぶとき
  • 「おまかせで」はNG
  • 乾杯でグラスを合わせない
  • 滞在時間の注意
  • 会計はスマートに

それぞれ入店から順番に詳しくご紹介します!

案内されるまで勝手に座らない

勝手に座る・荷物を置くのはNG!

バーは常連のお客さんが多いお店なので、指定席や先約の席が決まっていることがあります。バーテンダーはそれを把握し、距離感や空気感に合わせて席を案内するので指示に従いましょう。常駐しているバーテンダーなら一見だとすぐにわかりますので、対応しやすい席に案内してくれます。

初めてのお客さんもきちんと見分けて対応してくれるんだね!

「お好きなところへ」なんて言われることもあるので、その場合は他のお客さんと適度な距離感を取れる場所に座りましょう。席が空いていても迷惑にならないように、椅子に荷物を置くのはバーテンダーに許可を得てからにするのがいいでしょう。

好きなところかぁ…どこの席がおすすめ?

バーテンダーとのコミュニケーションが取りやすいのは、作業の中心にある流し台やカウンターの中央のケースが多いので、初めての方におすすめです!1人の世界に入り込みたい場合は端席がいいでしょう。

注文のタイミング

バーテンダーがお酒を作っている時はNG!

バーテンダーは、飲み終わるタイミングに気を配っています。グラスの残りを見て聞きに来てくれます。

自分のタイミングで注文してもいいの?

作る時間もあるので、グラスにひとくち・ふたくち残っている程度であれば、自分の好きなタイミングで注文してください。ただし、バーテンダーがカクテルを作っている時はマナーとしてNGです。

他に気を付けた方がいいことは?

グラスやボトルを拭いていたり作業していることが多いですが、他のお客さんの対応している時以外はバーテンダーを呼んで注文してもOKです!

バーテンダーを呼ぶとき

手を上げるだけがスマート!

注文したい時、レストランや居酒屋では「すいません!」と手を上げることが多いと思います。ですが、バーは静かにお酒を楽しむ場所なので、普通の声量でも雰囲気を壊して他のお客さんの迷惑になってしまいます。

じゃぁ、バーテンダーを呼ぶときはどうしたらいいの?

「すいません」などの掛け声はかけずに手を上げるだけがベストです!

「おまかせで」はNG

迷ったら自分の好みを伝えましょう!

よくドラマでは「おまかせ」という頼み方をしていますが、それは常連でバーテンダーが好みを熟知している場合のみです。本来はその人に合ったお酒を提供するのがバーテンダーなので、初めて来たお客さんが「おまかせ」と言うのはマナーとしてNGになります。まずは、メニューがるバーもあるので、その中から飲みなれているものを選びましょう。

お酒に詳しくないし、困ったらどうすればいいの?

正直に「初めてだから」と伝えましょう。そうすればバーテンダーから色々聞いてくれます。自分からどんなお酒が飲みたいか好みを伝えるのもいいでしょう!

  • どんなお酒が好きか
  • アルコールの強さ
  • 甘めかやスッキリなどのテイストの好み
  • 苦手な味わいやお酒

上記を参考に普段どんなお酒を飲んでいるのか、アルコールの強さなどを伝えると、おすすめのカクテルを作ってくれます。柑橘系やココナッツが好みじゃないなど、苦手な味を伝えてもいいでしょう。

乾杯でグラスを合わせない

グラスを当てて鳴らすのはNG!

居酒屋でグラスを合わせて「乾杯!」は恒例です。ドラマでもバーで声を出さずにグラスを合わせて鳴らすシーンを見ますが、実は言語道断なマナー違反です。一番やってしまいがちな行為ですが、大声を出すことと同じくらいNG行為なんです。

なんでグラスを合わせちゃいけないの?

禁止の理由には以下の2つがあります。

  • グラスの破損
  • お酒がこぼれる

それだけ?と思ってしまいますが、バーに置いてあるグラスは1つ数千円~数万円するものもあります。こだわりをもって選んでいるので、お酒をダイレクトに楽しめるように薄いグラスが多く、非常に繊細で割れやすくなっています。

さらに、注意したいのがショートグラスでの乾杯。ショートグラスのカクテルはギリギリまで注ぐため、乾杯したらこぼれてしまう可能性があります。迷惑にならないように、バーでグラスを合わせるのは避けましょう。

滞在時間の注意

ショートカクテルで長時間滞在はNG!

まず、バーも客単価を考えて値段設定をし、利益を上げなければいけません。そのため、1時間で3杯のペースで飲むのがベストです。カクテルはショートカクテルとロングカクテルの2種類に分類され、滞在時間の基準になります。グラスのサイズと勘違いする方も多いですが、本来の意味は違います。

じゃぁ、ショートカクテルとロングカクテルにはどんな意味があるの?

  • ショートカクテル→「ショート・タイム・カクテル」
  • ロングカクテル→「ロング・タイム・カクテル」

ショートカクテルとロングカクテルは時間を表しています。明確に決められた時間はありませんが、だいたいの時間で飲み終えるのがマナーです。

どのくらいで飲み終えるのが目安なの?

  • ショートカクテル→10分前後(3~5口で飲み切る)
  • ロングカクテル→15~20分

この時間は「適温で美味しく飲める時間」でもあるので、上記を目安に飲んだ方がいいでしょう。

会計はスマートに

ひとこと添えて帰りましょう!

会計を頼む時は、「チェックで」と声をかければ精算してくれます。その際にも静かに手を上げて、バーテンダーが近くに来たら伝えるのがいいでしょう。席に座ったままその場で会計するテーブルチェックスタイルの場合もあれば、レジで会計する場合もあるので、指示に従いましょう。

他にはどんなことに気を付けた方がいいの?

会計の際は「現金・カード」最近は「電子マネー」などの決済方法があります。小規模な店舗では、キャッシュレス決済の手数料が大きくなるため、現金決済のみの店舗も少なくありません。また、前途のように手数料の負担を減らすため、現金決済を選ぶ方が望ましいです。

会計の時には「ごちそうさま」や「また来ます」など、お礼の一言があるといいでしょう。バーテンダーはお客さんの顔や飲んだものを覚えているので、好印象で覚えてもらうように配慮しましょう!

バーテンダーに寄せられる多くの疑問

1杯だけでもいいの?

マナーさえ守れば1杯でもOK!

待ち合わせまでの時間や、仕事終わりの1杯で済ます方も多く、ホステスやスナックのキャストさんが仕事前に気軽に立ち寄ることもあります。最低限のマナーを守れば1杯でもOKです!

もちろん前途でご紹介したマナーはもちろんですが、以下のことに注意しましょう。

最低限のマナー

  • 30分以上の長居はしない
  • 帰る時には「今度はゆっくり飲みに来ます」や「美味しかったです」などひとこと

1杯だけで30分以上居座るのは望ましくありません。ダラダラ飲むと印象が良くないので、サクッと飲んで帰りましょう。初めて行ったバーで1杯で帰るというのは、「美味しくなかった」とバーテンダーが捉えてしまうこともあるので、そう思わせないよう配慮したひとことがあるとよいでしょう。

最初に飲むおすすめの1杯は?

好きなお酒を飲むのがおすすめ!

アルコールの強いお酒や、ミルク系のカクテルを先に飲むと味がぼやけてしまうため、「スッキリした度数の低いもの」がいいと言われています。そのため、1杯目は「ジントニック」がおすすめされます。

ジントニックが選ばれる理由

  • シンプルなお酒
  • お酒が置いてあるお店ならどこのでも飲める
  • スッキリしている
  • 後に飲むお酒に影響がない
  • 作る人によって味わいが変わる

ジントニックを1杯目に頼んで飲み比べをするのは、バーテンダーの風潮が一般的に広まったからです。特に1杯目になにを飲んでも悪く思われることもないので、好きなお酒を頼んでOKです!

スッキリした度数の低いお酒は以下のような種類があります。

  • ジントニック(ジン×トニックウォーター)
  • ジンバック(ジン×ジンジャエール×レモン)
  • ファジーネーブル(ピーチリキュール×オレンジジュース)
  • スクリュードライバー(ウォッカ×オレンジジュース)
  • モスコミュール(ウォッカ×ジンジャエール×ライム)
  • ブランデーバック(ブランデー×ジンジャエール×レモン)
  • ミモザ(シャンパン×オレンジジュース)

比較的スッキリしたベースの「ジン」「ウォッカ」などを使用した、有名なカクテルがいいでしょう。飲んだことあるものから徐々に慣らしていくと、アルコールが強いお酒も楽しめます。

どうやってバーを探せばいいの?

バーテンダーに聞いてOK!

バーはお店によって雰囲気が違い、バーテンダーも人間なので会話が不得意でお酒で勝負するお店や、稀に一見さんお断りのバーもあります。閉鎖的なジャンルなので、探し方に迷う方も少なくありません。

おすすめのバーの探し方

  • バーテンダーに聞く
  • サントリー「BAR-NAVI」を使う

そんな時バーテンダーに聞くのがおすすめです!バー業界は横の繋がりを大事にするバーテンダー方が多い業界です。そこで嫌な顔をするバーテンダーは、お客さんをお金としか見ていないのであまりいいバーとは言えません。

1軒目のバーがまだ決まっていないのであれば、サントリーの運営するサイトが安心です。大きなサイトなので、一見さんお断りということもなく、女性のバーテンダーが常駐しているお店も見つけられるのでおすすめです!

サントリー「BAR-NAVI」

複数人でもいいの?

2~3人までならOK!

バーによって席数が少なく、大人数で行くと座れないことも少なくありません。先約がいたり常連さんの席を確保しているので、席が空いていても断られることがあるので、多くても3人までにしましょう!誰かと一緒に行く場合、以下のことに注意しましょう。

  • バーは談笑する場所ではありません
  • 複数人でも静かにお酒を楽しむ
  • 乾杯でグラスを合わせない
  • 声量に注意する
  • 1時間程度で帰る

一番気を付けなければいけないのは会話です。バーは静かにお酒を楽しむところで、談笑する場所ではありません。あまりに会話が多かったりマナーが悪くて雰囲気を壊すと、コースターを下げられたり出禁になることもあります。声量に注意してお酒を楽しみましょう!

2本のストローなのはなんで?

2本揃えて同時に使いましょう!

主にフローズン系のカクテルに、細い2本のストローをさして提供され、しっかりとした意味があります。

2本のストローの意味

  • 氷が詰まってもいいように
  • お酒と氷の吸えるバランスがいい

飲む時は2本揃えて同時に吸って飲むスタイルです。

1本のストローに氷が詰まってもいいように予備として2本セットになっています。口に入るお酒の量と氷の量がバランスよくなるように細いものを2本使用しているので、セットで使うのがいいでしょう!

カクテルの果物は食べてもいいの?

お酒を美味しく飲むためのもの!

カクテルにはフルーツやオリーブが入っていることがあります。もちろん見た目を綺麗にするためのものもありますが、基本的にはお酒を美味しく飲むためのものなので、気にしないで食べてください!ですが、カクテルによって使い方があります。

果物の使い方の例

  • 柑橘系はドリンクに絞る
  • 食べながらお酒の味の変化を楽しむ

レモンやライムなどの柑橘類は、ドリンクに絞って入れるための場合があります。お客さんの手が汚れてしまうため、バーテンダーが事前に絞ってくれていたりします。オリーブやチェリーは、アルコールを見分けるために添えられたのが始まりで、食べなくても問題ありませんが、食べて味の変化を楽しむのもおすすめです!わからない場合はバーテンダーに聞くのがいいでしょう。

バーに行くときの予算は?

余裕をもって10,000円がおすすめ!

使っているお酒や物価にも左右され、設定金額はお店にもよりますが、基本的に1杯1,000円前後と考えておくといいでしょう。さらに、ドリンク代とは別の料金が加算されます。

バーのほとんどが以下の3つの料金が加算されます。

  • サービス料(接客料)
  • チャージ料(席料)
  • チャーム(お通し代)

サービス料やチャージ料と領収書に書かれ、1まとめにされることがほとんどです。500~1,000円が相場なので、1時間滞在で3杯飲むとしたら余裕をもって10,000円あるといいでしょう!

どんな服装がいいの?

TPOを守った服装であればOK!

カジュアル過ぎたり、露出が多すぎる服装は控えましょう。「Time(時)」「Place(場所)」「Occasion(場合)」の常識の範囲内であれば問題ありません!

最近は気軽には入れるバーも多く、ドレスコードを指定しているところは少ないです。「ホテルバー」や最も正統派な格式高い「オーセンティックバー」を利用するバーはドレスコードの指定があるので、事前に確認しておきましょう。

わからないことはバーテンダーに聞きましょう!

バーテンダーはお酒のプロです!

バーテンダーは「お客さんに気持ちよくお酒を楽しんでもらう」ことを常に頭に入れているので、顔や好みなどを覚えて、次の来店を心待ちにしています。お酒のことがわからない時は、わずそのことを伝えれば、色々な質問や相談に乗ってくれたり、優しいサポートをしてくれます!