会員制ラウンジのアフターとは?メリットやデメリットと安全に参加する注意点
「会員制ラウンジのアフターって何?」
「アフターは絶対に行かないといけないの?」
「アフターが危なくないか心配…」
会員制ラウンジでは、お店の営業後にお客様とデートに出かけるアフターが定番です。
ですがスタッフの監視のない場所に深夜に出かけるからこそ、不安も付きまといますよね。
そこで今回は、会員制ラウンジのアフター事情について解説します!
アフターのメリットやデメリットはもちろん、安全に参加するコツについても紹介するので、会員制ラウンジでのお仕事に興味がある方はぜひ参考にしてください!
目次
会員制ラウンジのアフターとは営業終わりにデートに出かけること
会員制ラウンジのアフターとは、お店の営業終わりにお客様とバーやカラオケなど、別のお店にデートに出かけることです。
同伴とは何が違うの?
同伴はお店の営業前にお客様とデートに出かけることで、アフターとは出かけるタイミングが違います。
同伴の仕組みや内容についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、合わせて参考にしてください♪
なお会員制ラウンジとはそもそもどのようなお店なのかについても、以下の記事で詳しく解説しています。
会員制ラウンジの仕事内容や実際に働いたときの体験談を詳しく見る
この記事では、会員制ラウンジのアフターに行く必要性やメリット・デメリットについて詳しく解説しています。
会員制ラウンジで働くことに興味がある方、入店が決まっている方は、合わせてご覧ください!
会員制ラウンジのアフター参加は基本的に義務ではない
原則として、会員制ラウンジにノルマやペナルティはありません。
それに伴い、会員制ラウンジのアフター参加は義務ではないため「お客様から誘われたら絶対に行かないといけない」という決まりもないため、安心して働きましょう♪
会員制ラウンジでのアフターの断り方についてはこちらでも解説しています。
とはいえ、会員制ラウンジでもアフターは定番のお客様対応の1つであり、参加すれば多くのメリットがあることも事実です。
「アフターに参加しても良いかも」「もっとお客様と親密になりたい」と考えている方は、以下から説明するアフターのメリットとデメリットをご覧ください!
会員制ラウンジのアフターに行くメリット
会員制ラウンジでアフターに参加するメリットとして、主に以下の3つが挙げられます。
アフターのメリット
- 指名を増やしやすい
- お客様からの好感度を高めやすい
- お小遣いをもらえる場合もある
アフターのメリット3つについて、それぞれ詳しく解説します!
指名を増やしやすい
会員制ラウンジのアフターに参加するメリットとして、お客様からの指名を増やしやすいことが挙げられます。
外のお店で過ごす時間はプライベートの時間を割いていることを意味し、お客様に「親密な関係になれた」と感じてもらえるためです。
これにより、お客様に「指名してまた会いたい」「アフターを通じて客と嬢以上の関係になれた」と思ってもらえるでしょう。
実際はどうであれ、お客様に親近感を持ってもらえることは重要です!
特に以下のタイプのお客様は、アフターを通して指名を増やせるチャンスが増えます。
- 会社役員や経営者など金銭的余裕がある人
- 常連客など自分に興味を持ってくれている人
ほかにも指名を増やせるチャンスにはさまざまなものがあります。
自分の指名客を増やしたいと考えている方は、合わせて参考にしてください!
お客様からの好感度を高めやすい
会員制ラウンジでアフターに参加すれば、お客様の好感度を高め次の指名に繋げやすいことも魅力です。
アフターは時給が発生するわけではないため、断られる経験をしたお客様も少なくありません。
だからこそアフターをOKしてくれる女性は、「客である自分を大切にしてくれている」「自分をお得意様だと思ってくれている」と心を許すきっかけに捉えてくれる場合もあるでしょう。
もちろんお客様の好感度を取るためすべてのお客様にアフターをOKする必要はありません。
ですが何回も来てくれるお客様ができたら、日頃のお礼も含めてアフターにOKすると、お客様の定着に繋がります。
お小遣いをもらえる場合もある
アフターに参加すれば、お客様からお小遣いをもらえる可能性もあります。
会員制ラウンジのアフターは基本的にバックはないため、会社員に例えればサービス残業をすることになるでしょう。
ですがその仕組みを理解しているお客様であれば、帰りのタクシー代として多めにお小遣いをもらえる可能性があります。
もちろんお小遣いはお店に伝える必要はなく、「チップをもらえた」と捉えて問題ありません。
なかにはアフターで渡すお小遣いでキャストを応援するお客様がいたり、アフターのチップを容認しているお店もあるので、お小遣いをもらったときは素直にお客様に感謝を伝えましょう。
以降の接客でも丁寧に対応しアフターや同伴に積極的に応じれば、さらなる稼ぐにつながる可能性もあります♪
会員制ラウンジのアフターに行くデメリット
もちろんアフターにはデメリットも存在します。
- 時給が発生しない
- 夜遅くになるので次の日がつらい
- お客様に口説かれやすい
アフターは体力的にも精神的にもつらいため、誰にでもOKを出すのではなく、相手を選んでOKするかどうか判断しましょう。
会員制ラウンジのアフターにおけるデメリット3つについて、詳しく解説します!
時給が発生しない
アフターには時給が発生せず、会社員に例えればサービス残業の位置付けです。
お客様からお小遣いをもらえるかどうかも、そのお客様の考え方や関係性次第であり、必ずしももらえるわけではありません。
そのためアフターは「今後に繋げるための営業」として多くのメリットはありますが、1回参加するだけでは金銭的に具体的なメリットがあるわけではないことは、知っておきたいポイントです。
夜遅くになるので次の日がつらい
会員制ラウンジのアフターに参加すれば、夜遅くまでお客様に対応し続けることになるため、次の日に疲労が残りやすいことも事実です。
会員制ラウンジの営業終了は1時前後であり、アフターに参加すれば1時以降もお客様と食事やお酒の席で過ごすこととなるでしょう。
そのため次の日に朝から仕事や学校があれば、ほとんど睡眠時間を確保できません。
アフターに参加する場合は、翌日朝から予定がないか確認のうえ検討することが大切です。
お客様に口説かれやすい
アフターは会員制ラウンジの外でお客様と過ごすこととなるため、中には「スタッフの目がないところでキャストを口説きたい」と思ってアフターに誘うお客様もいます。
そのため営業のつもりでアフターに参加してみれば、お客様に口説かれてあしらうのに苦労してしまう場合もあるでしょう。
拒んでしまえば次の指名や来店に繋がらなくなる場合もあるため、穏便にお客様からの誘いを断れずに悩んでしまう可能性もあります。
そのため会員制ラウンジでアフターに参加するときは、お客様の性格や関係性をふまえて応じるかどうか慎重に検討する必要があります。
会員制ラウンジのアフターは口説かれないようにすれば安心
会員制ラウンジのアフターに参加するときは、口説かれないよう念入りに対策して参加することが大切です。
安全にアフター参加するポイント
- アフターに行くなら指名してくれたお客様のみにする
- 初めてのアフターは他のキャストに一緒に来てもらう
- ラウンジの徒歩圏内のお店に行く
- お客様と同じタクシーに乗らない
- 飲みすぎて酔いつぶれないようにする
ここでは会員制ラウンジのアフターに安全に参加するポイントについて、5つのポイントでご覧ください!
アフターに行くなら指名してくれたお客様のみにする
会員制ラウンジでアフターに参加するなら、本指名してくれているお客様だけにしましょう。
アフターは口説かれたりトラブルに巻き込まれるリスクもあるからこそ、初来店のお客様ではまだ信用できません。
次の指名や売上につながるとも限らないため、「いつも指名や売上に貢献してくれているお礼」として、指名のお客様に絞ってアフターに参加するか決めましょう。
初めてのアフターは他のキャストに一緒に来てもらう
初めてアフターに行くお客様は、ほかのキャストやスタッフについてきてもらうことがおすすめです。
会員制ラウンジでは、お店では温厚で気前の良い雰囲気を出しつつ、スタッフの目がないアフターでは自分本位な振る舞いをすることも少なくありません。
次の指名に繋がる保障もないため、まずは3人以上で出かけて、店外でのお客様の雰囲気をチェックしましょう。
ラウンジの徒歩圏内のお店に行く
アフターに参加するときは、お店から徒歩5分圏内のお店に出かけましょう。
お店から離れたお店でお客様と過ごすことは、デメリットが多いためです。
遠いお店でアフターするデメリット
- お客様と一緒に車やタクシーに乗らなければいけない
- お客様の馴染み(お客様の味方しかいない)のお店に連れていかれる恐れがある
「おすすめのお店連れて行く」と車に乗せられれば、お客様と2人きりになるだけでなくお客様が自由に行き先を決められるため、強引にホテルや自宅に連れていかれるリスクがあります。
またお客様にとって都合の良いお店に連れていかれるリスクもあるので、アフターの際はお店の徒歩圏内にある自分も見知った飲食店を利用しましょう。
お客様と同じタクシーに乗らない
タクシーをはじめとした車の中は、実質「動く密室」です。
個室空間だからこそ体を触られたり、お客様にとって都合の良い場所に連れていかれたりとさまざまなリスクを伴うので、絶対に同じタクシーに乗らないようにしましょう。
同伴やアフターでもしお店から遠い場所での集合解散が必要となったときは、別々の車に乗って移動することが大切です!
飲みすぎて酔いつぶれないようにする
飲みすぎて酔い潰れないようにすることも、安全にアフターに参加するうえで欠かせません。
酔い潰れればお客様に介抱させることになり迷惑がかかるだけでなく、ホテルに連れていかれたり荷物を漁られて個人情報を特定されるリスクもあります。
会員制ラウンジ店内であれば、スタッフに助けてもらえたり私物をお客様の目に入る場所に置く必要もありませんが、アフターではそうもいきません。
そのためアフターに行くときは、自分のお酒のキャパを把握したうえで、飲みすぎないようにしましょう。
体力的な負担を減らし飲みすぎないようにするため「1時間だけ」と時間を決めてアフターに参加するのもおすすめです。
会員制ラウンジのアフターでお客様の心を掴むコツ
会員制ラウンジのアフターはお店でのお給料や評価に直結するわけではありません。
ですがうまく参加すればお客様からの指名率や来店率が格段に上がるので、お客様の心を掴めるよう有効に参加しましょう。
アフターでお客様の心を掴むコツ
- あらかじめ解散時間を決めておく
- アフターにぴったりなお店をいくつか把握しておく
- アフターが終わったらお客様をお見送りする
アフターでお客様の心を掴むコツとして、3つのポイントを詳しく解説します♪
あらかじめ解散時間を決めておく
アフターに参加するときは、必ず解散時間を決めておきましょう。
アフターに誘われたときに「1時間までなら」「◯時までなら大丈夫です」など、あらかじめ解散時間の希望を伝えておくことがポイントです。
解散時間を決めておくべき理由
- 短時間で解散しやすくなるため
- 翌日の身体的な負担を減らせるため
- 酔い潰れたり朝まで連れ回されるリスクを防ぐため
- お客様に「また会いたい」と思わせるため
解散時間を伝えていなければ、お客様に朝方まで連れ回されたり、ホテルに連れ込まれるリスクもあります。
また短時間のアフターだからこそお客様に「飲み足りない」「また会いたい」と思わせられます。
長時間のアフターで満足してもらうのではなく、「もっと一緒にいたい」と思ってもらえた方が、次の来店に繋げやすいため、多少の物足りなさを感じさせる時間で切り上げて、お店に来てもらえる可能性を高めましょう。
アフターにぴったりなお店をいくつか把握しておく
お客様に誘われるがままにアフターで飲食店やバーについていくと、ときにはお客様にとって都合が良い個室店に連れていかれたり、車に乗せられそうになる場合もあるでしょう。
それらを避けるため、アフターのお店を提案されたときに安全に参加できるお店をいくつかピックアップしておくことがおすすめです。
アフターにおすすめのお店
- 富裕層の方も満足できる高ランクなお店
- 働いているお店から徒歩5分圏内のお店
- 個室ではなく常にスタッフの目があるお店
- 予約がなくてもすぐに入れるお店
会員制ラウンジは社会的地位の高い方が多く来店するため、ある程度ランクの高いお店であることは欠かせません。
またアクセスが良く、常にスタッフの目があるお店であれば、お客様に飲まされすぎたりセクハラされるリスクも減らせます。
お客様に怪しいお店や遠いお店でのアフターに誘われたときは「今日はお腹が空いちゃった」「近くに気になるお店があるんですけど1人では入りづらくて…」と安全にアフターできるお店にさりげなく誘導しましょう。
アフターが終わったらお客様をお見送りする
アフターが終わって解散になったら、必ずタクシーに乗るお客様をお見送りしてから帰りましょう。
タクシーに乗るお客様をお見送りすれば丁寧な印象を持たせられるだけでなく、自分の帰宅経路を知られるリスクも防げます。
お客様にストーキングされないためにも、必ずお見送りしてお客様を乗せたタクシーが見えなくなってから自宅に帰ることが大切です。
会員制ラウンジで安全に働くならラウンジスチュワードへ!
会員制ラウンジのアフターは強制参加ではありませんが、馴染みのお客様への日頃のお礼として参加すれば、指名率や来店率を高められます。
もちろんお客様に口説かれたりといったリスクがある営業方法でもあるので、信頼できる馴染みのお客様に絞って、アフターに参加するかどうか検討してください。
またお客様の質や働きやすさ、集客力はお店選びによっても変わります。
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