ガチ恋客の正しい対応のコツ完全版!キャバ嬢が知っておきたいガチ恋客のコントロール術
「ガチ恋客ってどんなお客さんなの?」
「ガチ恋客って結局良いの?悪いの?」
「ガチ恋客の対応が面倒になってきた…」
キャストに本気で恋をしてしまうガチ恋客は、キャストにとってうれしい存在になる場合もあれば、厄介な存在になる場合もあります。
そのため、キャバクラをはじめナイトワークで働くなら、ガチ恋客への正しい対応を知っておくことが大切です。
今回はガチ恋客への対応方法や太客に育てるコントロール術を伝授します!
目次
ガチ恋客はキャストに本気で恋をするお客さんのこと
ガチ恋客とは、キャストに本気で恋愛感情を抱く(ガチでキャストに恋をする)お客さんを指します。
恋愛感情を抱いているため指名客や太客になる可能性がある一方で、「本気でアタックして付き合いたい」「実はあの子も自分に惚れているのでは」と本気で思われる恐れもあるため、注意が必要です。
ガチ恋客の基礎知識
- ガチ恋客になりやすいお客さんの特徴
- あえてガチ恋客を増やすガチ恋営業をする方法もある
- 厄介なお客さんになりかねないので注意が必要
まずはガチ恋客とは具体的にどのようなお客さんなのか、水商売ではガチ恋客がどのように考えられているのか解説します!
ガチ恋客になりやすいお客さんの特徴
ガチ恋客になりやすいお客さんの特徴として、主に以下が挙げられます。
ガチ恋客の特徴
- 恋愛経験や異性との交流が少ない
- 趣味や交友関係が少なく休日にすることがない
- 独占欲が強く恋愛に関しても諦めが悪い
- 他人の言葉を自分に都合が良い形で解釈しやすい
ガチ恋客は恋愛経験や交友関係が乏しく、常に孤独や寂しさを感じていたり、休日にやることがなくて暇を持て余してしまう人が少なくありません。
これにより、プライベートで仲良くなったキャストに強い独占欲や執着心を抱いてしまう場合が多いです。
恋愛経験が少ないことから、キャストのリップサービスを真に受けて「あの子も自分に惹かれている」「両思いに違いない」と都合よく解釈してガチ恋客になる方も少なくありません。
基本的には相手のことを深く知らなければわからない特徴ばかりのため、ときには「普通に接していたつもりなのに過激なガチ恋客になっていた」という場合もあるでしょう。
そのため水商売では、ガチ恋客を作らないよう気をつけるのではなく、ガチ恋客に上手に対処する方法を取り入れることが大切です。
あえてガチ恋客を増やすガチ恋営業をする方法もある
キャバクラやクラブでは、あえてガチ恋客を増やす営業スタイルを取るキャストも珍しくありません。
ガチ恋客を増やすことには、以下のメリットがあります。
ガチ恋客ができるメリット
- 頻繁に自分を指名して通ってもらいやすい
- 同伴に誘ってもOKしてもらいやすい
- お店でたくさんお金を使ってもらいやすい
- あまりお酒を飲まなくても売上を出しやすい
また、キャバクラやクラブの趣旨は、店内でお酒を飲みながら会話を楽しめることです。
しかしガチ恋客は「好きな女性に会うこと」が目的のため、お酒が飲めなくても高額なボトルを入れてくれるなど、どんどん売上に貢献してもらえます。
ガチ恋客は「本気でキャストと付き合いたい」と思っているため、まずは「キャストに気に入られたい」と考えて、同伴や頻繁な来店にも応じてもらえるでしょう。
そのため水商売では、わざと思わせぶりな営業トークでお客さんを惚れさせる、ガチ恋営業で稼ぐのも、選択肢の1つです。
厄介なお客さんになりかねないので注意が必要
ガチ恋客は自分の売上に貢献してくれる太客になる可能性を秘めている一方で、厄介な迷惑客にもなりかねません。
厄介なガチ恋客の特徴
- 付き合っていないのに彼氏のように振る舞う
- お店とは関係ないデートに誘ってくる
- 肉体関係を求められる
- 店外で待ち伏せしてストーカーされる
- ほかのお客さんに対応していると怒り出す
厄介なガチ恋客は「キャストと本当に付き合っている」と思い込んでいたり、キャストに対する独占欲や執着心が強まりすぎて、キャストやお店に迷惑のかかる振る舞いをしてしまう場合が多いです。
ときにはキャストにガチ恋(片想い)してお店で大金を使ったうえで、「こんなに貢いだのだから付き合って欲しい」と、見返りを求める形で迫ってくる方もいるため注意しましょう。
ストーカー化など事件に発展するケースもあるため、ガチ恋客が増えることにはリスクも多いことは、知っておきたいポイントです。
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ガチ恋客ができたときの基本的な対応&太客に育つコントロール術
ガチ恋客ができたら、上手に対応して「キャストとお客さん」の関係を崩さないよう工夫する必要があります。
上手く育てれば、ガチ恋客は太客になってくれる可能性もあるため、ガチ恋客は適切にコントロールしましょう。
ガチ恋客の対応方法
- 常に笑顔でほかのお客さんと変わらない態度で接する
- お店を卒業するまでは誰とも付き合わないことを伝える
- 金銭的な援助の申し出ははっきりと断る
- 嫌なことははっきりとNOと伝える
ガチ恋客を上手にコントロールする方法について、詳しく解説します!
常に笑顔でほかのお客さんと変わらない態度で接する
どんなお客さんだとしても、常に笑顔でほかのお客さんと変わらない態度で接しましょう。
ポイントは、ガチ恋客に対して特別感を出さないことです。
ガチ恋客の定着率を上げたいからと、ほかのお客さんよりボディタッチを増やしたり距離を詰めてしまうと「両思いに違いない」「彼氏として振る舞って問題ない」と思わせてしまいます。
この積み重ねが、どんどんガチ恋客の独占欲や執着心を強めてしまうため、分け隔てなく接しましょう。
そのため、ほかのお客さんと分け隔てない態度を貫いて、きちんと関係性に線引きすることが、ガチ恋客を厄介なお客さんにしないためには重要なことです。
お店を卒業するまでは誰とも付き合わないことを伝える
ガチ恋客のなかには、直接「付き合ってほしい」と告白したり、口説いたりしてくる方も少なくありません。
そこではっきりと交際を断ってしまうと、関係がギクシャクしたり口説くことを諦められて二度と指名してもらえなくなる可能性もあるでしょう。
そこで、「お店を卒業するまでは誰とも付き合いません」「辞めるまで待っててね」と、可能性を匂わせることがおすすめです。
可能性があれば、関係を途切れさせないため定期的に通ってもらい、長く売上に貢献してもらえるでしょう。
そのためには、彼氏がいたとしてもそのことをほのめかさないよう徹底することも大切です。
ガチ恋客に長く通ってもらうためにも、異性との交際関係を持たない女性であることを印象付けましょう。
金銭的な援助の申し出ははっきりと断る
ガチ恋客から金銭的な援助を申し出られたとしても、はっきりと断りましょう。
ガチ恋客のなかには「お店じゃなくて君にお金を使いたい」「必要なお金は出すからお店を辞めてほしい」と申し出る方もいます。
その誘いに乗れば、お店を通さず多くの収入を稼ぐことも目指せるでしょう。
ただし、援助を受ければお客さんの要求通りにお店を辞めて付き合わざるをえません。
お店を辞めなくても、援助を受ければ肉体関係や休日デートなど、求められる要求はどんどん大きくなるため、徐々にお客さんを重荷に感じてしまう恐れがあります。
「自分で稼ぎたいので」「どこまで行けるか挑戦したいので」と、お店で働きたい理由を伝えて、援助ははっきりと断ってください。
嫌なことははっきりとNOと伝える
ガチ恋客の対応をするなかで、嫌なことをされたときははっきりNOと伝えましょう。
ガチ恋客は「なんとか片想いしているキャストのことを知りたい」「距離を詰めたい」と考えており、止める人がいなければどんどん要求がエスカレートしていきます。
体を触られたり、プライベートをしつこく詮索されたりと、お店やキャスト本人にとって迷惑な振る舞いをする方もいるため、そうなる前にきちんと断ることが大切です。
ポイントは「なぜ嫌なのか」をきちんと伝えることです。
「お仕事中に体を触られたくありません」など、嫌なことをはっきり伝えれば「何をしても許される」と思われづらくなります。
迷惑なお客さんにならないよう育てるためにも、嫌なことは最初からNOと伝えて、お客さんのお店での振る舞いをコントロールしましょう。
厄介なガチ恋客ができたときの対処法
どんなにお客さんのコントロールが上手くても、お客さんの正確次第ではガチ恋客が迷惑客になる場合もあるでしょう。
その場合は、厄介なお客さんとの重大なトラブルに発展させないためにも、早い段階で対処することが大切です。
厄介なガチ恋客の対処法
- 要求や振る舞いが荒くなりそうになったら関係を切る
- お店に相談して席につけないよう配慮してもらう
- 会員制のお店に変えて物理的に会えないようにする
厄介なガチ恋客の対処法3つについて、詳しく解説します。
要求や振る舞いが荒くなりそうになったら関係を切る
本気でキャストに恋をした男性の振る舞いは、本人の性格や人生経験によって変わります。
本人の考え方次第では、キャストの接客技術がどんなに優れていても、話を聞かずに自分本位に振る舞う場合もあるでしょう。
そのため「話が通じない」「このまま関係が続けばもっと言動がエスカレートする」と思ったら、関係を切ってしまいましょう。
暴走したお客さんは、太客に育てるよりも関係を切ってほかのお客さんの対応に集中した方が良い場合がほとんどです。
気持ちや性格までは簡単に変えられないですよね…
厄介なお客さんに対応し続ければ、キャスト本人がストレスを溜めて病んでしまう原因にもなりかねないため、長く働くためにもときには切り捨ててしまうのも選択肢の1つです。
お店に相談して席につけないよう配慮してもらう
厄介なガチ恋客ができたら、関係を切ると同時にお店に相談しておくのもおすすめです。
水商売ではガチ恋客が売上に大きく貢献してくれる一方で、お店の売上に直結する大切なキャストに危害を与えかねない存在でもあります。
お店にとっても厄介なお客さんであるため、お店にあったことを伝えて、もし来店しても自分と合わせないよう対応方法を相談しておきましょう。
ポイントは、自分がそのガチ恋客を担当することにデメリットやリスクが多いことを具体的に伝えることです。
- 「私のほかの指名客に攻撃しようとしていた」
- 「お店の裏口で待ち伏せされている」
以上のように、お店の不利益になりかねないことを伝えたうえで、店内で顔を合わせることがないよう対応について相談してもらうことも、厄介なガチ恋客の対処法として有効です。
会員制のお店に変えて物理的に会えないようにする
お店に対応を相談しても「それでも売上に貢献してくれるのだから関係を続けてほしい」など、リスクを承知で接客を任された場合は、お店を変えるのも良いでしょう。
なかでもおすすめなのが、会員制ラウンジです。
会員制ラウンジであればお客さんはお店の会員であり、一見さんは来店できません。
会員はお店の経営者やキャスト、お客さんが認めた人だけのため、自分が紹介しない限りは店内で会うリスクがごく少ないといえるでしょう。
厄介なガチ恋客がいてもお店に助けてもらえない場合は、会員制ラウンジに移って安心して働ける環境を目指すことがおすすめです。
厄介なガチ恋客の対応が不安ならラウンジスチュワードへ!
ガチ恋客はキャストに本気で恋をするお客さんのことで、太客になる可能性もあれば、厄介でキャストにとって危険な存在になりかねない人になる恐れもあります。
太客と厄介客のどちらに転ぶかは、キャスト本人の接客テクニックはもちろんお客さん本人の性格によっても変わるため、お客さんの振る舞いを確認のうえ、適切に対処しましょう。
厄介客の対処に悩んだら、会員制ラウンジに移るのもおすすめです。
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