キャバクラのアフターの内容や同伴との違いは?注意点とリピートにつなげるコツを解説
「キャバクラのアフターって何をするの?」
「キャバクラのアフターにはどんなメリットがあるの?」
「アフターは気をつけた方が良いって本当?」
キャバクラの定番の営業方法として、アフターが挙げられます。
お店の営業終了後にお客さんと店外デートに出かける営業方法ですが、具体的な内容やメリットがわからない方は多いのではないでしょうか?
今回はキャバクラのアフターの仕組みについて解説します。
アフターに行くキャバ嬢側のメリットや注意点にも触れているため、アフターに行くかお悩みの方はぜひ参考にしてください!
目次
キャバクラのアフターでは何をするの?主な内容と特徴
キャバクラのアフターとは、お店の営業終了後にキャバ嬢とお客さんが店外で一緒に時間を過ごすことを指します。
キャバクラの営業終了時刻である深夜帯より始まり、デート感覚で出かけます。
アフターの特徴
- キャバクラの営業時間後に店外デートに出かけること
- アフターの内容は飲食店での食事や近隣の同業店が多い
- 基本的には強制参加ではないため断ることも選択肢の1つ
- キャバクラの同伴とアフターの違い
以下より、キャバクラでのアフターの主な特徴と同伴との違いについて解説します。
キャバクラの営業時間後に店外デートに出かけること
アフターは、キャバクラの営業時間終了後に行われるお客さんとの店外でデートを指します。
一般的にはお客さんがキャバ嬢を「アフターに行こう」と誘い、キャバ嬢側がOKすれば実現します。
アフターの大きな特徴は、キャバクラ店内の賑やかな時間とは異なり、リラックスした雰囲気でまったり過ごせることです。
キャバ嬢とお客さんの親密さを深めるチャンスであり、キャバ嬢側から見ればお客さんの定着率を高めるうえで大きなメリットがあります。
お客さん側もお気に入りのキャバ嬢と過ごせる時間をさらに延長できるため、アフターを提案するお客さんは多いです。
アフターの内容は飲食店での食事や近隣の同業店が多い
アフターの主な内容として、以下が挙げられます。
アフターの内容
- 飲食店や居酒屋での食事
- バーやガールズバー(同業店)でのお酒
アフターは深夜帯に行われるため、深夜営業している飲食店や同業店で過ごすことが多いです。
特にキャバクラ店の多い繁華街では、連日多くのキャバ嬢とお客さんがアフターに出かけるため、アフター向けの飲食店やバーは深夜営業している傾向にあります。
基本的には強制参加ではないため断ることも選択肢の1つ
アフターはお客さんとキャバ嬢がリラックスして楽しめる場ですが、基本的に強制参加ではありません。
お客さんに誘われた場合も、キャバ嬢側はアフターに行くか自分で選べます。
アフターにはメリットもありますが無理に行く必要はないため、負担が大きい場合は断ることも選択肢の1つです。
アフターを断る際はお客さんに誘ってくれたことへのお礼と断ることへの申し訳ない気持ちを伝えて、以降の指名に響かないよう断りましょう。
キャバクラの同伴とアフターの違い
キャバクラでの店外デートには同伴(同伴出勤)もありますが、同伴はアフターとは異なります。
同伴はお客さんとキャバ嬢が、キャバクラの営業時間前に食事やデートを楽しむことを指します。
つまり、営業終了後に出かけるアフターとは出かける時間帯が異なることが特徴です。
また、同伴はキャバクラにお客さんとキャバ嬢が一緒に入店することが前提であり、自分の指名客を直接お店に連れて行けることが強みです。
自分の売上に直結する可能性が高いため、同伴はバックや業績評価が付くお店も多いでしょう。
しかし、アフターはお店に直接お客さんを引っ張れる営業方法ではないため、あくまでもお客さんとキャバ嬢が仲良くなるために行われます。
キャバ嬢がアフターに行くメリット
キャバ嬢がアフターに行くことには、以下のメリットがあります。
アフターのメリット
- 指名客の来店率やお店での売上を増やせる
- お小遣いやプレゼントをもらえる可能性がある
- 普段は行けない高級店で食事やお酒を楽しめる
- 長期的な指名につなげられる
アフターにおけるキャバ嬢側のメリット4つについて、詳しく解説します!
指名客の来店率やお店での売上を増やせる
アフターに行くと、キャバ嬢はお客さんと関係を深められて、次回以降の来店率を高められます。
特に常連のお客さんとアフターに出かければ、より親密な関係を築きお店での滞在時間や使っていただけるお金を増やせる可能性が高まるでしょう。
お客さんに「またこの子に会いたい」と思ってもらえる時間を提供することが、アフターのポイントです。
「また会いたい」の気持ちが次の来店や指名につながるため、キャバ嬢側にとってもアフターは重要な営業方法だといえます。
お小遣いやプレゼントをもらえる可能性がある
アフターに行くと、お客さんからお小遣いやプレゼントをもらえる可能性があります。
アフターは深夜帯に行われるため電車などの公共交通機関も動いておらず、タクシー代としてお小遣いをいただけることが多いです。
また、アフターの時間を通じてお客さんにプレゼントのリクエストを聞かれて、そこで答えたものを後日贈られる場合もあります。
もちろんプレゼントやお小遣いを「必ずもらえる」と期待することは禁物ですが、アフターには思わぬ恩恵が待っている可能性があることも、知っておきたいメリットです。
普段は行けない高級店で食事やお酒を楽しめる
アフターに参加すれば、普段は行けないような高級レストランや会員制バーなどで食事やお酒を楽しめることも魅力の1つです。
特に富裕層のお客さんは、一般の方が利用できないお店を知っている場合もあり、高級店での貴重な時間を過ごせるでしょう。
こうした機会はキャバ嬢側も非日常な時間を過ごせて、新たな知識や会話の幅を付けることにも繋げられます。
長期的な指名につなげられる
アフターを通じてお客さんと仲良くなって信頼関係が深まれば、長期的な来店や指名につながる可能性があります。
アフターをただ「面倒なもの」と思わず、お客さんと向き合う時間として真摯にコミュニケーションを取れば、その気持ちはお客さんにも伝わるでしょう。
お客さんにとって他のキャバ嬢にはない愛着や絆を持ってもらえれば、長期的に通ってもらえる貴重なお客さんとなってもらえます。
キャバクラのお客さんがアフターに求めていることとは
キャバクラのお客さんがアフターに求めていることや誘う目的として、以下が挙げられます。
お客さんがキャバ嬢をアフターに誘う目的
- お気に入りのキャバ嬢と過ごせる時間がもっと欲しい
- お店ではまだまだ飲み足りなかった
- お店の干支がないところでゆっくり時間を過ごしたい
- キャバ嬢をホテルに誘って肉体関係を持ちたい
キャバクラでの時間が楽しくてアフターに誘っている場合もあれば、キャバ嬢への下心から誘っている場合もあります。
アフターはキャバクラ店内のように黒服などの男性スタッフの目がないため、個人的な関係を築きたいことをキャバ嬢本人に伝えるうえで非常に都合の良い場所です。
アフターにはキャバ嬢側にメリットがありますが、下心を持って誘うお客さんも多いため、誰彼構わずアフターに応じることは避けましょう。
キャバクラでアフターに行く注意点
キャバクラのアフターには多くのメリットがありますが、リスクも伴います。
そのため、アフターには注意点を守って出かけるかどうか検討することが大切です。
キャバ嬢がアフターに行く注意点
- 肉体関係を迫られるなどのリスクを把握しておく
- アフターでもマナーや言葉遣いは徹底する
- お酒を飲み過ぎて泥酔しないようにする
- お客さんと2人きりになる場所には行かない
- お客さんの自家用車や同じタクシーには乗らない
キャバクラのアフターにおける注意点について、詳しく解説します。
肉体関係を迫られるなどのリスクを把握しておく
アフターは営業終了後にお客さんとキャバ嬢が2人きりで時間を過ごします。
黒服など男性スタッフの目もないため、お客さんがキャバ嬢に肉体関係を持ちかけるなど「客と従業員」の関係を超える相談をする絶好のチャンスと考える方もいるでしょう。
そのため、アフターに行くと肉体関係を求められるリスクがあることを理解しておくことが大切です。
キャバ嬢の仕事はあくまでも、キャバクラ店内で行われるお酒の席での会話です。
アフターに出かけた場合も、基本的なマナーや「お客さんとキャバ嬢」の境界線をきちんと守りましょう。
もしお客さんがキャバ嬢のサービスに過度な期待を寄せていたり、強引な行動に出そうだと感じた場合は、はっきりと断ることが重要です。
場合によっては今後の関係を断つ選択肢も考えるなど、毅然とした対応を考えておきましょう。
万が一に備えて、キャバクラで働く際はアフターでの対応方針についてお店と確認しておくこともおすすめです。
アフターでホテルに誘われるリスクは?断り方や注意点はこちらで解説
アフターでもマナーや言葉遣いは徹底する
アフターは営業中よりもリラックスした雰囲気でお客さんと会話できることが特徴です。
だからといってマナーや言葉遣いを疎かにしては行けません。
「キャバ嬢とお客さん」の関係性を崩さないことを態度でも示すため、正しいマナーや丁寧な言葉遣いを守って、接客のプロである姿勢を崩さないようにしましょう。
お客さんと健全な関係で長続きさせるためにも、キャバクラ店内で接客する際の姿勢を徹底することも、アフターに出かけることが大切です。
お酒を飲み過ぎて泥酔しないようにする
アフターでは飲食店でお酒を飲む機会が多いですが、泥酔しないよう注意しましょう。
泥酔すると判断力が鈍り、お客さんに無理やり肉体関係を強いられたり、介抱させて迷惑をかけてしまう恐れがあります。
お客さんの下心の有無を問わず迷惑をかける恐れがあるため、自分やお客さんを守るためお酒の飲み方に注意しましょう。
お酒を飲む場合も「1杯だけ」と上限を決めて過度な飲酒を回避するためのルールを決めておくことがポイントです。
自分の飲酒の上限を把握したうえで、無理のない範囲でアフターを楽しんでください。
お客さんと2人きりになる場所には行かない
アフターではお客さんと2人きりになる場所は徹底的に避けましょう。
お客さんと2人きりになってしまう場所として、以下が挙げられます。
アフターで避けるべき場所
- ホテル
- 個室の飲食店やバー
- お客さんの自家用車
- お客さんと同じタクシー
ホテルはもちろん、個室制の飲食店や同じ車への同乗も避けましょう。
ほかの人に会話を聞かれる可能性がない場では、お客さんの行為がエスカレートする恐れがあるため、可能な限りオープンスペースで過ごすことが大切です。
そのために考えておくべき対策として、2つが挙げられます。
アフターで2人きりにならない対策方法
- 働いているキャバクラ店の近隣で個室のない深夜営業店を把握しておく
- 同僚のキャバ嬢や黒服に一緒にアフターに行ってもらえるか相談する
個室のないお店を自分から提案するほか、協力者を募って自分の身を守りましょう。
お客さんの自家用車や同じタクシーには乗らない
アフターの時間帯は公共交通機関が動いていないことがほとんどのため、帰りの車を手配してくれることが多いです。
しかし、基本的には善意であってもお客さんの自家用車やタクシーには乗らないようにしましょう。
お客さんが用意した車やタクシーに乗るべきではない理由として、以下が挙げられます。
- 自家用車のなかは密室で肉体関係などを迫られる恐れがあるため
- 先にタクシーに乗ると追跡されて自宅を突き止められる可能性があるため
同じ車に乗ったり、お客さんより先に車に乗ると予期せぬトラブルに巻き込まれる恐れがあります。
自分の安全を守るためにも、お客さんを先に見送って丁寧な印象を持たせるためにも、お客さんを見送ってから自分で帰る手段を確保することを徹底しましょう。
キャバクラのアフターには信頼できるお客さんとだけ行こう
アフターはキャバクラにおいて定番の営業方法であり、キャバ嬢にとって売上やお客さんとの信頼関係を築くうえで重要な手段です。
しかし、すべてのお客さんと必ずアフターに行く必要はありません。
アフターはお客さんに肉体関係を迫られるなどのリスクもあるため、信頼をおけるお客さんだけに絞ってトラブルを最小限に抑えましょう。
信頼のおけるお客さんと出会ううえで重要なことが、自分と相性の良いお客さんと出会える可能性が高い客層やコンセプトの店舗を選ぶことです。
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