場内指名とは？キャバクラやラウンジの仕組みや売上アップのコツを解説

「場内指名のルールが知りたい！」
「場内指名を増やすコツを教えて！」
「場内指名と本指名の違いって何？」

場内指名はナイトワークで働くなら、まず増やしていきたい指名の1つです。

お客様から席で直接指名される場内指名は、収入アップやリピート率につながるため、まずは場内指名されるキャストを目指すことから始めましょう。

今回は場内指名とはどのようなシステムなのか、場内指名を増やすテクニックと合わせて解説します。

場内指名とは？基本的な仕組みと本指名との違い

キャバクラやラウンジなどのナイトワークでは、指名は自分の売上や収入に直結する重要な要素です。

なかでも場内指名はナイトワーク初心者ならまず稼ぎたい指名で、場内指名から自分の収入をどんどん増やすことが、ナイトワーク業界で活躍するポイントだといえます。

まずは場内指名の基本的な仕組みと、本指名との違いについて解説します。

場内指名とは店内接客したお客様から指名をもらうこと

場内指名とは、来店したお客様で店内で接客を受けたキャストの中から「もっとしゃべりたい」と思ったキャストを選んで、店内で直接指名するシステムを指します。

指名なしで来店したお客様は、店内で指名料なしで数名のキャストと話すチャンスがあります。

指名なしで対応する「フリー客」は指名料が発生しません。

しかし、そのなかで気にいれて当日中に「もっと話したい」と思ってもらえれば、場内指名が入り指名キャストとして対応できます。

場内指名が入ればバックが付くほか、仲良くなれれば次回の来店につながる可能性もあるため、ナイトワーク初心者ならまずは場内指名されるキャストを目指しましょう。

場内指名を獲得すればバックが発生するお店が多い

場内指名を獲得すれば、バックが発生するなどキャストの収入に直接的なメリットがあります。

多くのお店では、場内指名を獲得すると「指名バック」として一定の報酬が発生します。

場内指名バックの相場は500〜2,000円ほどが一般的です。

しかし、場内指名はバックを狙うのではなく、指名をいただいたお客様の反応を伺い、本指名につながるかどうかを確認することが大切です。

場内指名をいただいたお客様は本指名客になる見込みが高く、本指名客は小計バックや同伴につながる可能性が高いため、まずは場内指名から売上を見込めるお客様を増やしていきましょう。

場内指名と本指名の違いとは

場内指名と本指名はいずれもお客様からの指名の1種ですが、その意味合いや影響は異なります。

本指名は特定のキャストを目当てに来店したお客様を指し、場内指名は来店後に指名キャストを決めることを指します。

特に本指名は特定のキャストを目当てに来店するお客様のため、バックなどで優遇される傾向にありますが、本指名客を増やすにはまず場内指名のお客様を増やすことが一般的です。

まずはキャストとしての自分に興味を持ってもらうためにも、まずは場内指名されるためにも初対面のお客様に自分の魅力をアピールすることが大切です。

場内指名をもらうメリット

場内指名を獲得すれば、収入アップのほか営業の負担を減らし働きやすい環境を手に入れることにもつながります。

場内指名をもらう女性キャスト視点から見たメリットについて、詳しく解説します。

売上や収入アップに直結する

場内指名をもらう最大のメリットは、直接的な収入アップにつながることです。

場内指名はバックが発生するお店が多く、1本入れば500〜2,000円ほどの収入に直結します。

また場内指名を獲得できれば、指名キャストはお客様の席につく時間が長くなります。

その結果、ドリンクやボトルを注文してもらう機会が増え、さらに売上を伸ばしやすくなるでしょう。

売上はドリンクバックなど直接的な収入増加のほか、キャストとしての評価にもつながるため、どんどん増やせるよう接客することが大切です。

お客様と関係性を深めるチャンスが増える

場内指名をもらうことで、お客様に対応できる時間を確保でき、関係性を深めるチャンスが生まれます。

最初は場内指名だったとしても、接客の仕方や会話の内容によってお客様からの印象は変わり、意気投合すれば本指名につながる可能性も高まるでしょう。

お客様との関係が深まれば、次は本指名で来店してくれる可能性も高まり、安定した収入を目指せます。

高額なボトルやシャンパンのオーダーが入る可能性があるほか、長期的かつ大きな売上につながる第一歩として、場内指名をもらうことは非常に大切です。

指名本数の評価に加算される場合が多い

キャバクラやラウンジでは、キャストの評価基準の1つとして指名本数が重視されます。

「指名本数が何本以上で時給○円アップ」など、数字で具体的な昇給制度が用意されているお店も多いため、場内指名で指名本数を稼げれば、時給アップも見込めるでしょう。

「場内指名でバックを稼げる」「時給の査定でも有利にはたらく」の2つが重なるお店もあるため、場内指名を増やすことは非常に大切です。

また、指名本数が多いキャストはお店の宣伝やイベント、SNSでのPRで優遇されるケースもあり、より多くのお客様に認知されるチャンスも増えます。

新たなお客様の目に触れるチャンスも増えるため、さらに指名本数を増やしやすくなることも場内指名を増やすメリットです。

場内指名をもらったら営業ラインで興味を惹きつけよう！基本テクニックを解説

場内指名を増やすためのテクニック

場内指名を増やすためには、ただ接客するだけではなく戦略的なアプローチが重要です。

お客様は短い時間でキャストの良し悪しや相性を判断することとなるため、第一印象はもちろん自己紹介・会話内容・立ち振る舞いなどさまざまな部分で工夫しましょう。

場内指名を獲得しやすくするための具体的なテクニック4つについて、詳しく解説します。

身だしなみを整えて初来店のお客様の好印象を掴む

人の第一印象はたった数秒で決まるため、身だしなみを整えて初対面のお客様の心を掴むことは欠かせません。

特に初めて来店するお客様の場合、服装やヘアメイクの清潔感は徹底したいポイントです。

身だしなみを整えるポイントは「今流行っているものを必ず取り入れること」ではありません。

トレンドを押さえて垢抜けた印象を持たせることは大切ですが、年齢や体型・お酒や食事を提供するお店に相応しくないものであれば、印象はかえって下がってしまいます。

トレンドを意識しつつ、清潔感があり上品な身だしなみを整えることが、初対面のお客様にも好印象を持たせるポイントだといえます。

フリーのお客様には距離を詰めて積極的に対応する

フリーのお客様は、どのキャストを指名を決めていないため、場内指名を獲得するチャンスです。

そのため、フリー客を場内指名客にできるよう、積極的にアプローチして距離を縮めましょう。

初対面の会話を当たり障りのない対応だけで済ませてしまえば、お客様の印象に残らず場内指名にはつながりません。

そのため、物理的な距離を詰めたり名前を呼んで親しみやすさを演出することで、お客様に「もっとこの子と話したい」と思ってもらえるよう対応しましょう。

短時間で心を掴めるよう自己紹介は手短に済ませる

フリー客に対応できる時間は、キャスト1人あたり10〜15分程度です。

つまり、フリー客に場内指名を入れてもらうためには、10～15分の接客で自分に好印象を抱いてもらわなければいけません。

そこで意識したいことが、自己紹介にあまり時間をかけないことです。

限られた時間の中でお互いの自己紹介から丁寧にしてしまうと、それだけで対応時間が終わってしまう恐れもあります。

そのため、自己紹介は手短に済ませて、お客さんの自己紹介や話したい内容からどんどん話題を引き出しましょう。

限られた時間でもお客さんの好きな話をしてもらい、10～15分の接客で会話が盛り上がれば、「もっと続きを話したい」と場内指名（延長）してもらえる可能性が高まります。

すぐに会話で盛り上がれるよう、自己紹介はほどほどにしてすぐに会話に移りましょう。

ほかのキャストにはない個性や魅力を武器にする

キャストとしての自分に個性を持たせることも大切です。

流行りや女性らしさなど、一般的にナイトワークの女性に求められる要素を全員が取り入れてしまえば、お客さんから見れば「どのキャストも同じ」になってしまいます。

「この子がいい！」と指名してもらえるチャンスは減ってしまうため、ほかのキャストにはないキャラ付けをすることもポイントです。

もちろんナイトワークである以上は、清潔感や女性らしさは欠かせません。

しかし、そのなかで店内のほかのキャストとは異なる個性があれば、限られた時間で自分を印象づけやすくなります。

話題やお客さんの好みが噛み合えば、場内指名はもちろん以降の本指名につながるチャンスもあるため、同僚キャストとは異なる個性を持たせた見た目や自己紹介を取り入れましょう。

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まとめ：場内指名を増やして人気キャストを目指そう

場内指名は人気キャストを目指すうえでまず増やしたいオーダーで、指名本数のカウントや本指名客の増加を目指すうえで欠かせません。

バックなどで直接的に収入が増えるほか、時給の査定においても重要な要素のため、ナイトワークで働く際は、場内指名を増やすことから接客方法を工夫しましょう。

もちろん指名の取りやすさは、お店の集客力や相性・客層によっても変わります。

場内指名によりどれくらい時給アップやバックにつながるのかも変わるため、お店選びからこだわりましょう。

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Lounge Steward編集