バーで1杯目におすすめのカクテルとは?カクテルの種類も解説!
「初めて行くバーで1杯目に頼むべきカクテルはなんだろう?」
「バーに行った時1杯目をスムーズにオーダーしたい!」
そんな風に思っているバー初心者の方も少なくはないはずです。
居酒屋のように「とりあえずビール」と言えたら楽ですが、バーだと何を頼むべきなのかわからない方も多いでしょう。
特にお酒に詳しくない方や、バーに行きなれてないと最初の注文は悩んでしまうかも。
「とりあえずビール」と同じ感覚で頼める定番カクテルを覚えておくと、注文をスムーズにできますよ。
毎回同じカクテルを1杯目にする方もいますが、いくつか1杯目に頼むレパートリーを持っている方もいます。
今回はカクテルの基本的な種類と、定番の人気カクテルで1杯目におすすめなカクテル6つを解説!
目次
カクテルの種類
カクテルにはたくさんの種類がありますが、まずは基本の「ショートカクテル」「ロングカクテル」「シューターカクテル」の3種類を解説します。
3種類のわかりやすい違いは、単純に氷の有無とグラスの違いです。
氷の有無とグラスの違いでお酒の度数や味わい方も変わってくるので、それぞれのカクテルの楽しみ方をご紹介します。
ショートカクテル
ショートカクテルの特徴
- 短い時間で飲む
- 氷が入っていない
- カクテルグラスなど小さめのグラスに入っている
- アルコール度数が強めのカクテルが多い
バーでカクテルと言えば、想像するのはショートカクテルでしょう。
グラスが短い(小さい)からショートカクテルと思われがちですが、どちらかと言えば短い時間(ショートタイム)で飲むからショートカクテルです。
氷が入っていないので、ぬるくなる前に15分程度で飲み切るカクテルとされています。
ロングカクテル
ロングカクテルの特徴は下記です。
- 長い時間をかけて飲んでもOK
- 氷が入っている
- タンブラーなど長めのグラスに入っている
- アルコール度数が弱めのカクテルが多い
タンブラーやコリンズグラスに氷と共に入ったカクテルがロングカクテルです。
氷があるとぬるくなる心配もないので、長い時間(ロングタイム)かけて飲んでもOK。
アルコール度数も強くないものがほとんどなので、お酒が弱い方もゆっくり飲むことができます。
シューターカクテル
シューターカクテルの特徴は下記です。
- 一気に飲むことがほとんど
- 氷が入っていない
- ショットグラスに入っている
- アルコール度数はかなり強め
シューターカクテルは主に海外では定番の、パーティー感の強いカクテル。
基本的には小さなショットグラスに入ったカクテルを一気に飲むものです。
日本ではお店によっては置いてないバーもあるので、まだ馴染みのないカクテルの一種かもしれません。
1杯目におすすめな定番ショートカクテル3選
バーと言えばやはり定番のショートカクテルをかっこよく注文したい方も多いですよね。
1杯目におすすめで、なおかつ昔からの定番カクテルを紹介します。
アルコール度数は強めなので、お酒が極度に弱い方は避けた方がいいでしょう。
普通に飲める方であれば、ぜひショートカクテルを注文してみてください。
おすすめ1.マティーニ
「マティーニ」はお酒に詳しくない方でも、必ず1度は名前を聞いたことがあるカクテルですよね。
海外ドラマや洋画などでも、会議室、自宅、パーティー、バーなどいろいろな場所で飲まれているシーンをよく見かけます。
「カクテルの王様」と呼ばれているほど、昔から世界中で愛されている定番カクテルです。
マティーニはジンにドライベルモットを加えただけなので、100%お酒で作られたカクテルです。
アルコールしか使われていないため度数も35%以上とかなり強め、味も辛口でアルコール感をダイレクトに感じます。
度数も味わいもまさに大人のカクテルと言えるでしょう。
おすすめ2.マルガリータ
「マルガリータ」はテキーラベースのカクテルなのでメキシコ料理レストランでは定番で、バーでも親しまれているクラシックカクテルの1つです。
海外では、夏になると氷をブレンドしたフローズンマルガリータが人気!
マルガリータはテキーラにホワイトキュラソーとライムジュースを加えたカクテルで、グラスのフチに塩がついていることが特徴です。
度数は20〜30%と強めですが、塩と共に飲むと甘味が増して飲みやすくなります。
ライムの爽やかさとほのかな甘味が感じられるカクテルです。
おすすめ3.ダイキリ
「ダイキリ」はキューバで誕生して以来、世界的に名前が知られている定番カクテルの1つ。
作家のアーネスト・ミラー・ヘミングウェイが毎晩のように飲んでいたカクテルとしても知られています。
マルガリータ同様にフローズンスタイルも海外で人気です。
ダイキリはホワイトラムにライムジュースと砂糖を入れて作られています。
度数は20〜30%と強めながらも、砂糖の甘さから飲みやすく感じるカクテル。
甘味でお酒っぽさを感じにくいので、ショートカクテル初心者にもおすすめです。
1杯目におすすめな定番ロングカクテル3選
1杯目は軽めのカクテルが好みの方、さっぱり系、炭酸系のお酒が好みの方にはロングカクテルがおすすめです。
お酒が強くない方でも、ロングカクテルなら飲みやすいものが多いですよ。
おすすめ1.ジンリッキー
「ジンリッキー」はライムと炭酸でドライで爽やかな味わいの、万人受けするさっぱり系カクテルです。
ジントニックの方が名前も知られていて、中にはジンリッキーは聞いたことも飲んだこともない方もいるかもしれません。
ジントニックの「トニック」は甘味があるので、糖類が入っていない炭酸で作られたジンリッキーは普段カクテルを飲まない方にもおすすめです。
ジンリッキーにはジンとフレッシュライムとソーダが入っています。
度数は12%〜15%程度。
1杯目はさっぱり系からスタートしたい方や暑い季節に最適なカクテルです。
おすすめ2.シャンディガフ
「シャンディガフ」はバー以外でも居酒屋のメニューにもあるほど日本では定番のカクテルです。
そのため普段バーに行かない方でもシャンディガフを知っている人は多いかもしれません。
ビールよりも度数が低いので、お酒が苦手な方にもおすすめです。
シャンディガフはビールとジンジャエールを半分づつ入れたカクテルですが、お店によってはビールの分量を6割にしています。
度数はビールよりも低い3、4%程度でかなり弱めです。
ジンジャエールの甘味でビールの苦味が和らぐので、普段ビールが苦手な女性にも飲みやすい味わいですよ。
おすすめ3.ブラッディメアリー
海外ではトマトジュースは二日酔いにも効くと言われていて、「ブラッディメアリー」は健康的な定番カクテルとして知られています。
トマトジュースを使っているので、トマト嫌いの方は飲むのは難しいでしょう。
トマトの味が濃い目なので、ウォッカのお酒感が和らいでスッキリと飲むことができます。
バーによってはブラックペッパーやタバスコを入れてスパイシーな味付けにしていることも。
度数は12%〜18%で他のロングカクテルよりは強めかもしれません。
ブラックペッパーなどが入っていると、まるでトマトスープを飲んでいる感覚のカクテルです。
まとめ
カクテルの種類とバーで1杯目におすすめの6つのカクテルを解説しました。
ショートカクテルもロングカクテルもそれぞれの良さがあるので、その日の気分やTPOに合わせて選んでみてくださいね!
ただしお酒が苦手な方は、無理に度数が強いカクテルを飲まないように注意してください。