ラウンジ嬢とはどんな仕事？服装や給料・お客さんとの関係をキャバ嬢の違いと合わせて解説

「ラウンジ嬢ってどんな仕事なの？」
「ラウンジ嬢として働くときの服装が知りたい！」
「ラウンジ嬢はお客さんと付き合うことはあるの？」

ナイトワークに興味のある女性にとって、ラウンジ嬢とはどのような仕事なのかは、気になるポイントではないでしょうか。

ナイトワークは服装や給料相場、お客様との関係がお店のジャンルによって異なるからこそ、お店の特徴を知っておくことは大切です。

本記事では、ラウンジ嬢の仕事内容やキャバ嬢との違いを詳しく解説します。

ラウンジ嬢とはラウンジでお客様と会話をしながら働く女性

ラウンジ嬢とは、ラウンジや会員制ラウンジで働く女性を指します。

主な仕事内容は会話が中心で、一見するとキャバクラやクラブで働く女性と大きな違いがないように感じる方もいるでしょう。

しかし、ラウンジ嬢の仕事はほかのナイトワークにはないさまざまな特徴があります。

まずは、ラウンジ嬢の仕事の特徴について詳しく解説します。

ラウンジは店内でお客さんとお酒を飲みながら会話をする紳士の社交場

ラウンジ（会員制ラウンジ）とは紳士の社交場で、店内でお客さんとお酒を飲みながら会話を楽しむ場所として位置付けられています。

大きな特徴は、ラウンジでのお客さんとキャストの出会い方です。

キャバクラやクラブはキャストがその店舗の接客スタッフとして（仕事として）お客様に対応することが主流です。

ラウンジもキャストがそのお店の従業員である点に変わりはありませんが、ラウンジはお客様から見ると、高級相席店と同じような位置付けとされています。

つまり、ラウンジは店舗スタッフによる接待を受ける場ではなく、ハイクラスな女性との会話やコミュニケーションを楽しむ場としての意味合いがより強くなることが特徴です。

お客様はビジネスのストレスを解消し、日常の喧騒から離れてリラックスするために訪れることが多いため、静かで居心地の良い空間が求められます。

ラウンジ嬢としては、お客様がリラックスできるように、落ち着いた話し方や雰囲気づくりが重要です。

来店するお客さんは社会的地位が高い40〜50代の男性が中心

ラウンジには、主に社会的地位の高い40〜50代の男性が来店します。

ビジネスの成功者や経営者・医師など、教養や礼儀を重んじるお客様が多く、会話の内容も深みのあるものが求められます。

お客様はビジネスの話や趣味・旅行など幅広いトピックに興味を持っているため、ラウンジ嬢としては常に新しい情報を取り入れて会話を盛り上げる力が欠かせません。

また、尊敬や礼儀を忘れずに、お客様に敬意を持って接することが大切です。

ラウンジ嬢の仕事内容をキャバ嬢の違いと合わせて解説

ラウンジ嬢の仕事内容を、キャバ嬢の仕事と比較しながら解説します。

ラウンジ嬢とキャバ嬢は、仕事内容からお客さんへの対応のポイントまでさまざまな点に違いがあります。

それぞれの違いについて、詳しくご覧ください。

会話が中心でお酌や接待などの仕事はボーイに任せられる

ラウンジ嬢の主な仕事はお客様との会話です。

お酌や接待といった業務はボーイが担当するため、女性自身が会話以外の雑務を行うことは少なく、会話に集中できる環境が整っています。

お客様との会話に集中することでより深いコミュニケーションが可能となり、お客様のニーズや好みを把握しやすくなるでしょう。

対して、キャバ嬢はお客さんと会話をしつつお酌やテーブル整備などの雑務も担当します。

もちろんボーイがキャバ嬢をサポートするため配置されていますが、お客様に直接対応する細やかな雑務はキャバ嬢も担当することになる点には注意が必要です。

基本的には複数人のキャストでお客さんに対応する

ラウンジでは、複数人のキャストでお客様に対応することが一般的です。

1対1でなくグループで楽しい時間を共有するスタイルが多いため、チームワークが重要となります。

キャスト同士の連携やコミュニケーションも必要で、お客様にとって快適な空間を作り出しながら働くこととなるでしょう。

そのためラウンジ嬢として働く女性は、お互いに助け合い、支え合いながら働くことが求められます。

対してキャバ嬢は、基本的に1対1で接客することとなります。

指名制度が重視されているお店も多く、キャスト同士が競い合いながら自分の売上や指名本数を稼いでいくこととなるでしょう。

もちろんお店によってノルマや接客スタイルに違いはありますが、キャスト個人の能力が自分の売上に直結することが、キャバクラの特徴です。

私服出勤が基本でドレスやヘアメイクの必要がない

ラウンジ嬢は私服で出勤することが基本です。

ドレスや特別なヘアメイクの必要がなく、お店の雰囲気に合った女性らしい品のある服装であれば、着替えやヘアメイクの必要がなく気軽に働けるのが魅力です。

もちろん清潔感のある服装やメイクは必要なため、普段からの身だしなみには気を配りましょう。

一方で、キャバクラは多くのお店でドレスアップが必要です。

非日常感を演出するため、ドレスやスーツを着用するほかヘアメイクも華やかさが求められるでしょう。

そのため、キャバクラでは近隣の美容室や専属スタイリストが店舗に付いて、出勤後にヘアメイクを利用する必要があります。

出勤前に30分〜1時間以上の時間が必要となるため、出勤前の準備にも時間を要する仕事です。

会話を楽しむ場所のため付き合う結果にはなりづらい

ラウンジは会話を楽しむ場であるため、キャバクラやクラブに比べて交際に発展することは少ないです。

お客様と距離を保ちながら仕事ができるため、プライベートを守りやすい仕事だといえるでしょう。

もちろんキャバ嬢もお客さんと付き合うことは少ない業種ですが、売上や指名本数を増やすため色恋営業を採用する女性が多いです。

色恋営業とはお客さんをキャバ嬢である自分に本気で恋をさせる営業方法で、恋愛感情を抱かせることで売上や定期的な来店を見込めます。

一方で、トラブルに発展するリスクもある方法のため、色恋営業に苦手意識がある場合はラウンジでの仕事を選ぶのも良いでしょう。

ノルマやペナルティがなくゆるく働きやすい

ラウンジではノルマやペナルティが少ないか、まったくないことが多いです。

ノルマに追われることなくゆるく働けるため、ナイトワークを本業としない女性でも安心して働けます。

働く時間やシフトも柔軟に調整できるため、プライベートや他の仕事との両立がしやすい環境だといえるでしょう。

一方で、キャバクラも近年ではノルマやペナルティがない店舗が増えつつありますが、現在もノルマがあることが当たり前の業界です。

指名本数や売上、出勤日数などノルマの内容はさまざまですが、ノルマがある以上は働き方を工夫したり、営業方法の工夫が求められる仕事です。

給料は時給3,000円〜で売上に応じたバックでも稼げる

ラウンジ嬢の給料は都心部で時給3,000円以上が一般的です。

さらに売上に応じたバックが支給されるため、高収入を目指せるでしょう。

対してキャバクラは都心部で時給3,000〜5,000円以上と、ラウンジと比べるとやや高めの相場です。

しかし、キャバクラはノルマがあることを前提とした時給設定であることも多いため、働く際は注意してください。

ラウンジ嬢もキャバ嬢も共通して言える点が、本人の売上や指名本数次第でどんどんバックを稼げることです。

どちらの業種を選んだとしても、お店の相性が良く売上で好成績を記録すれば高収入を見込めるため、働く際はお店の種類だけでなく相性も検討してみてください。

指名はお店によって自由指名制や係制など違いがある

ラウンジもキャバクラも、お店によって指名のシステムは異なります。

自由指名制や係制などお店ごとにルールがあるため、自分に合ったお店を選ぶことで働きやすい環境を整えましょう。

指名システムについて、店舗の情報サイトや問い合わせページから確認できます。

指名制度をお店選びの参考にしたい場合は、お店ごとのシステムを確認のうえ検討しましょう。

ラウンジ嬢の仕事がおすすめの女の子の特徴

ラウンジ嬢の仕事がおすすめの女の子の特徴を、5つのポイントでまとめます。

ラウンジ嬢の仕事に興味がある方は、合わせて参考にしてください。

ナイトワークを本業にせずゆるく働きたい女の子

ラウンジ嬢はナイトワークを本業とせず、ゆるく働きたい女の子におすすめです。

ノルマが少なくシフトも自由なお店が多いため、プライベートと両立しやすい環境が整っています。

週1日〜数日の勤務や短時間勤務も可能なため、学生や他の仕事を持つ女の子でも挑戦しやすいお店だといえるでしょう。

プライベートや学業、他の仕事とのバランスを取りながら働くことができるため、無理なく続けられるナイトワークを探している方はぜひラウンジを選んでみてください。

基本的な接客マナーを覚えられる女の子

接客マナーを守り、丁寧にお客様と接することができる女の子はラウンジ嬢として成功しやすいです。

ラウンジ（会員制ラウンジ）は紳士の社交場であり、マナーや社会常識を備えたハイクラスな男性が数多く来店します。

そのため、マナーを備えた男性が「どこに連れて行っても恥ずかしくない」と思えるようなマナーや品性を備えた女の子であれば、お客さんと信頼関係を築きながら仲良くなれるでしょう。

そのためには、お客様に対して礼儀正しく、誠実な対応を心がけることが基本です。

お酒の席でのマナーはラウンジ嬢の仕事だけでなく、日常生活や他の仕事にも役立つスキルのため、ラウンジでの仕事に興味がある方はぜひ押さえておきましょう。

ラウンジ嬢に求められるルールやマナーについて詳しく見る

知性のある会話が苦にならない女の子

ラウンジでは、知性的な会話が求められます。

ニュースやビジネス・文化など、幅広い話題に対応できる知識と教養がある女性は、特に重宝されます。

お客様との会話を楽しみながら、知的な会話で花を咲かせつつ、ときには興味深い話題を提供できれば、お客様からも関心され興味を持ってもらえる素敵な女の子を演出できるでしょう。

知的で面白い会話ができる女の子は、ラウンジに訪れる社会的地位の高い男性から好まれやすいため、知識や情報に敏感であることもラウンジ嬢に求められる素質です。

同僚と連携して働くことが得意な女の子

チームワークが求められるラウンジでは、同僚と連携して働くことが得意な女性が適しています。

ラウンジでは1対1ではなく複数人キャスト対複数人のお客様で対応することが多いため、連携して楽しい空間を演出すれば、お客様の満足度をさらに高められるでしょう。

お互いに助け合い・支えあうことは、ラウンジ嬢が働きやすい環境を作り出すうえでも大切なため、チームワークを大切にできる女性もラウンジ嬢に向いています。

なるべく身バレせずこっそりナイトワークで働きたい女の子

私服で働けるラウンジは身バレのリスクが低いため、こっそりナイトワークをしたい女性にも向いています。

特に会員制ラウンジは会員のお客様しか入店できないため、店内で出会う人が限定されており、プライバシーを守りながら働けるでしょう。

そのため、都内一等地の会員制ラウンジでは芸能人の卵など、本人にとって身バレが命取りになる女の子が働いているところもあります。

家族や友人・恋人にバレないよう安心して働ける環境を探している方は、ぜひ都内の会員制ラウンジでのお仕事をチェックしてみてください。

会員制ラウンジはどんな場所？副業したい女性におすすめの働き方とは

ラウンジ嬢として働くならお店選びからこだわろう

ラウンジ嬢とは、紳士淑女の社交場であるラウンジや会員制ラウンジで、お客さんとの会話を盛り上げることが仕事の中心です。

ラウンジによって店内の雰囲気や客層、システムが変わるほか、キャバクラやクラブとも働き方が変わるため、働く際はお店の雰囲気はもちろん業種の違いもふまえて相性の良いお店を選びましょう。

数あるナイトワークのなかで「ラウンジや会員制ラウンジで働きたい！」と思ったのであれば、次はお店選びです。

ラウンジスチュワードでは、都内の会員制ラウンジやラウンジ店での働き方について幅広く解説しています。

ラウンジで働くことに興味がある方はラウンジスチュワードに無料で相談してみましょう！

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Lounge Steward編集