【元銀座ホステスが教える】次の日に残らないおすすめカクテル!
「カクテルを飲むと二日酔いになりやすい」
「お酒は好きだけど次の日が心配」
そんな悩みを抱えている方もきっといますよね。
カクテルを飲み慣れてない方は特に二日酔いになりやすかったり、次の日にお酒が残りやすかったりします。
今回は、元銀座ホステスの私が二日酔いやお酒が次の日に残ってしまう原因から詳しく解説します。
さらに、次の日に残らないおすすめカクテルもご紹介するので参考にしてみてくださいね♪
目次
どうして二日酔いになるの?
二日酔いになる原因は基本的に自分の身体(肝臓)のキャパシティー以上に飲みすぎていることが原因なので、許容範囲を超える飲酒をしなければ次の日に残ることはありません。
それでも楽しすぎてついつい飲みすぎてしまったり、自分のキャパシティーがわからずに飲み続けてしまったりして、結果的に二日酔いになることはあります。
二日酔いの原因は肝臓で分解しきれなかった有害物質のアセトアルデヒドが原因です。
アルコールを飲みすぎると肝臓が処理しきれずに、血液中のアセトアルデヒドの濃度が上がります。
アセトアルデヒドは二日酔いの症状である、頭痛や吐き気を引き起こす物質なんです。
次の日に残りやすいお酒ってなに?
どんなお酒を飲んでも二日酔いになりやすい体質の方もいます。
そして、特定のお酒を飲むとより二日酔いになりやすい方もいるんです。
どちらにせよ体質次第ですが、一般的に次の日に残りやすいとされているお酒をご紹介します。
1.醸造酒
一般的に日本酒、ビール、ワインなどの醸造酒は焼酎やウォッカなどの蒸留酒よりも次の日に残りやすいと言われています。
実際に、日本酒やワインを飲むと二日酔いしやすいと感じている人も少なくはないですよね。
醸造酒が次の日に残りやすい原因は、複数のアルコール成分が含まれているためだと言われています。
肝臓は複数のアルコールを同時に分解することが難しく、分解しきれないものが次の日に残ってしまうのです。
それに比べて蒸留酒はアルコール度数を高める製造過程で、不純物が取り除かれるので1つのアルコール成分しかありません。
2.メタノールを含むお酒
エタノール(アルコール)がメインな純粋なお酒の方が肝臓での分解は早いです。
蒸留酒の中でもメタノールを含むお酒は次の日に残りやすいと言われています。
なぜなら、メタノールがエタノールの分解の邪魔をしてしまうことと、メタノール自体の分解はかなり時間がかかるためです。
ウイスキー、ブランデー、ワイン、果実酒は少量のメタノールが含まれているお酒もあるので、次の日に残りやすい可能性があります。
3.安いお酒
例えメタノールが含まれていない蒸留酒でも、安いお酒は次の日に残りやすい可能性があります。
なぜなら高いお酒ほど丁寧に作られていて、不純物が少ないからです。
安いお酒ほど不純物を取り除く作業は省略されています。
不純物が残っているアルコールほど、肝臓が分解に苦労してしまうんです。
次の日に残らないおすすめカクテル
次の日に残りやすいお酒があれば、次の日に残りにくいお酒もあるんです。
蒸留酒で不純物が少ないお酒が一般的に二日酔いになりにくいと言われています。
カクテルによく使われるベースだと、ウォッカ、ジン、ラムが不純物が少ない蒸留酒です。
ここからは、それぞれの次の日に残りにくいおすすめカクテルを紹介します。
ウォッカベースのカクテル
ウォッカは蒸留酒の中でも特に不純物がないお酒と言われていて、次の日に残りにくいスピリッツです。
ウォッカを使ったおすすめのカクテルは下記。
・ブラッディメアリー
ウォッカとトマトジュースのカクテルです。
トマトに含まれるリコピンがアセトアルデヒドの分解を助けれくれると言われています。
・ソルティードッグ
ウォッカとグレープフルーツジュースのカクテルです。
グレープフルーツにはビタミンCが含まれていて、ビタミンCはアセトアルデヒドの分解を助けれくれると言われています。
ジンベースのカクテル
ウォッカの次に不純物も少なく、二日酔いの心配が少ないスピリッツはジンです。
ジンを使ったおすすめのカクテルは下記。
・ジントニック
ジンとトニックウォーターのカクテルです。
トニックウォーターは爽快感がありながらも甘味もあってさっぱりと飲むことができます。
・ジンライム
ジンとライムジュースのカクテルです。
ライムにはビタミンCが含まれているので、特に生ライムを使ったジンライムがおすすめ。
ラムベースのカクテル
もしウォッカとジンが好みではない方は、ラム酒を選ぶといいでしょう。
ジンを使ったおすすめのカクテルは下記。
・キューバリブレ
ラムとコーラのカクテルです。
コーラの味を強く感じられるので、お酒が苦手な方でも飲みやすい味になっています。
・ラムオレンジ
ラムとオレンジジュースのカクテルです。
100%のオレンジジュースやフレッシュオレンジジュースを使うと、ビタミンCも摂取できます。
もしも二日酔いになってしまったら
もしも二日酔いになってしまった場合は、とにかく水分をたくさん取りましょう。
水が飲みにくい場合は、スポーツ飲料水で水分補給をしてください。
肝臓がアルコールの分解に集中しすぎると、その間糖の分解が疎かになり低血糖の症状が出てしまうことも。
おむすびやおかゆなど、糖質を摂取することも二日酔いの回復を手助けしてくれます。
万が一、何も飲めない食べれないほど重症な二日酔いの場合は、病院に行くのも最終手段として頭に入れておいてください。
点滴をすれば1日中布団の中で苦しむ時間を節約できて、早く回復することができますよ。
まとめ
次の日が心配な場合は、メタノールを含まない蒸留酒を選ぶと二日酔いになりにくいです。
ウォッカ、ジン、ラムの他に、日本のお酒の焼酎や泡盛も次の日に残りにくいお酒の部類に入ります。
不純物やアルコールの種類が多いほど肝臓での分解に時間がかかるので、できるだけ同じお酒を飲み続けることがおすすめです。
何より自分の許容範囲以上の飲酒には気をつけてくださいね!