ホステスとは?キャバ嬢との違いや仕事内容から自分に向いている職種を見つけるコツを徹底解説


「ホステスとキャバ嬢の違いって?」
「ホステスとキャバ嬢ならどっちがおすすめ?」
「ぶっちゃけどっちの方が稼ぎやすい?」
ナイトワークに挑戦するにあたって、ホステスとキャバ嬢の違いが気になっている方もいるのではないでしょうか?
同じナイトワークでも、ホステスとキャバ嬢には働き方や仕事内容には違いがあるため、それぞれの違いをふまえて自分に向いている方を見つけることが大切です。
今回はホステスとはどのような仕事なのか、ホステスとキャバ嬢の違いと合わせて解説します。
それぞれの働き方や稼ぎやすさが気になっている方はぜひ参考にしてください!
目次
ホステスとは?キャバ嬢の違いをポイント別に解説
ホステスとキャバ嬢はともに夜のお店でお客様を接客する女性向けの仕事ですが、働くお店の種類によって呼ばれ方が変わります。
ホステスは高級クラブで働く女性、キャバ嬢はキャバクラで働く女性を指すため、業種の違いから呼ばれ方も働き方も変わる点を押さえておきましょう。
働く女性視点から見たホステスとキャバ嬢の違いは、以下の7つです。
- 働くお店は高級クラブかキャバクラか
- お店にママが存在するか
- 求められる容姿や接客レベルが高いか
- お客様のランクや年齢層はどうか
- 給料が日給制か時給制か
- 永久指名制か自由指名制か
- 働く際の服装やヘアメイクにルールはあるか
まずは、ホステスやキャバ嬢などの呼ばれ方の違いが生まれる、お店の違いについて解説します!
働くお店は高級クラブかキャバクラか
ホステスは銀座などの高級クラブで働く女性を指し、キャバ嬢はキャバクラで働く女性を指します。
- 高級クラブとは
社会的地位の高い男性・上流社会で広いコネクションを持つ男性が集まるお店。
ハイクラスなお客様にお店での時間を楽しんでもらうべく、高級クラブでは容姿・接客技術などあらゆる方面で高いレベルが求められます。 - キャバクラとは
エリアやランクに制限がなく、全国の繁華街に点在するお店。
高級クラブに匹敵するハイクラスなキャバクラもありますが、なかにはナイトワーク経験がない初心者の女性でも働けるお店もあり、そのレベルはさまざまです。
一般的には、ランクの違いからホステスよりもキャバ嬢の方が初心者向けです。
ただし、容姿やコミュニケーション能力から未経験でも高級ランクのお店で働ける可能性はあります。
働くお店によって求められる接客レベルや客層も変わるため「ホステスかキャバ嬢か」はもちろん、業種を問わずお店選びにこだわることもおすすめです。
キャバクラと会員制ラウンジの違いは?店舗ごとの種類を詳しく解説
お店にママが存在するか
一般的に、ホステスが働く高級クラブはお店にママが存在し、キャバクラにはママが存在しません。
- ホステス:在籍する高級クラブにはママが存在する
- キャバ嬢:在籍するキャバクラには基本的にママが存在しない
ナイトワークにおけるママとはそのお店のオーナーであり、店長とも言い換えられます。
もちろん店長であればキャバクラにもいますが、ママはそのお店のキャストとしても接客を行っており、ママの人気でお店の売上やお客様のリピート率が変わる場合もあるでしょう。
また店舗そのものもママがオープンした場合が多く、店舗を構えると同時に常連となるお客様を呼んだり、信頼のおける黒服やキャストをスカウトしている場合もあります。
求められる容姿や接客レベルが高いか
- ホステス:平均23〜30歳。20代から働ける場合が多く、上限は決まっていない
- キャバ嬢:平均18〜25歳。店舗により年齢の平均に違いがある
高級クラブもキャバクラも深夜営業のため、満18歳以上でなければ働けない部分は共通です。
しかし、基本的にホステスもキャバ嬢も明確な年齢の規定はなく、お客様に愛される見た目(若さ)があれば、何歳でも働けます。
なおキャバ嬢は未経験からでも働ける一方で、ホステスは接客やマナー面でも高いレベルが求められます。
これによりホステスはナイトワーク経験者が多く、他店で何年も働いてきた20代中盤〜30代の女性が多いです。
お客様のランクや年齢層はどうか
- ホステス:完全会員制で店舗に認められたハイクラスなお客様しか来店しない
- キャバ嬢:一見さんでも来店できる店舗が多くお客様のランクはさまざま
ホステスが働く高級クラブはお客様のプライバシーやお店の格式高さを守るため、完全会員制を取り店舗に認められた方しか来店できません。
そのため客層は非常に良く、社会的地位が高く高収入な男性が中心です。
そうなると年齢層もやや高めですが、来店するお客様のなかには芸能人やスポーツ選手など若くして成功を収めた方もいるため、必ずしも年齢層が高いとはいえません。
対してキャバ嬢は一見さんも来店できる店舗が多く、お客様の年齢層やランクはさまざまです。
年齢層は20〜50代と幅広く、特に低ランクなお店では収入に余裕のない男性が来店する場合もあるため、客層が良いとは言えないお店もある点には注意が必要です。
給料が日給制か時給制か
- ホステス:日給制が採用されている店舗が多い
- キャバ嬢:時給制が採用されている店舗が多い
高級クラブは日給制、キャバクラは時給制が採用されている店舗が多く、給料制度にも違いがあります。
基本的に高級クラブは日給2〜5万円ほどで、売上や同伴回数により変動します。
対してキャバクラは売上や指名本数で変動する時給と、売上などにより発生するバック(インセンティブ)の二段構成で、人気のキャバ嬢になれば高収入を目指せることも魅力です。
この違いにより、短期的に大きく稼ぐならキャバクラ、ナイトワーク業界でハイステータスな店舗で長く働くなら高級クラブがおすすめです。
永久指名制か自由指名制か
- ホステス:永久指名制が取られておりお店が付けた女性から原則指名替えできない
- キャバ嬢:自由指名制で来店するたびに指名する女性を変えられる(原則指名替えは好まれない)
もちろん店舗によりルールは変わりますが、ホステスは永久指名制が、キャバ嬢は自由指名制が取られています。
高級クラブでは最初にママがお客様を担当するホステスを決め、その店舗では必ず担当のホステスが接客します。
担当外のホステスが付く場合もありますが、担当外のホステスが頑張っても基本的には担当のホステスの売上として換算されることが特徴です。
対してキャバ嬢は自由指名制で、お客様は来店するたびに違うキャストを指名してもシステム上は問題ありません。
ただしキャバクラでも、指名替えは店舗にとってもキャバ嬢にとっても嬉しい行為ではありません。
そのため、キャバクラで働く際は他のキャバ嬢の指名客を奪うような営業は絶対にしないことが暗黙のルールです。
働く際の服装やヘアメイクにルールはあるか
- ホステス:衣装やヘアメイクに厳密な規定あり(ヘアメイクは必ず美容室で利用するなど)
- キャバ嬢:ミニ丈・黒以外の衣装など規定は少ない(ヘアメイクは店内または提携美容院で利用できる)
一般的に、高級クラブで働くホステスの方が服装やヘアメイクに厳密な規定が設けられていることが多いです。
これは高級クラブでは格式高さやブランド力が求められるほか、なかには50年以上にわたって運営する老舗もあるためです。
老舗店では「○cm以上のハイヒール」「1本の乱れもないまとめ髪」など、厳密なルールが定められたお店が多く、銀座に軒を連ねるほかの店舗も、その慣習に従うお店が多く存在します。
一方で、キャバクラは「膝上丈のドレス」「店内ヘアメイクの利用」など、規定は少ない傾向にあります。
なかにはヘアメイク不要・私服出勤OKなど規定のゆるいお店もあるほどです。
ただし、お店によって服装やヘアメイクの規定はさまざまで、高級クラブのなかにも従来の厳しいルールを撤廃するところも増えつつあります。
そのため、ホステスまたはキャバ嬢として働く際は、お店ごとの出勤ルールを確認のうえ入店しましょう。
ホステスとキャバ嬢の違いから見る向いている人の特徴
ホステスとキャバ嬢の違いをもとに、それぞれの店舗や働き方に向いている人を解説します。
ホステスになるかキャバ嬢になるかお悩みの方は、合わせて参考にしてください!
ホステスに向いている人
ホステスに向いている人
- 格式高いお店でキャリアを積みたい人
- ハイクラスなお客様との人脈を作りたい人
- 客層が良い店舗であることを重視したい人
- 完全会員制の店舗で働いて身バレを防止したい人
ホステスが働く高級クラブはナイトワーク業界でも非常に高いランクに位置付けられているため、その店舗で働けることが一種のステータスとなります。
実際に、ナイトワークを引退して自分の店舗を持つときや他店で働くときも「銀座の〇〇でホステスとして働いていた」ということが1つのアピールになることも珍しくありません。
また客層の良さも高級クラブの魅力で、人脈作りや働きやすさでもホステスの仕事は選ばれています。
完全会員制で来店するお客様が決まっており、身バレしづらい点から見ても、ホステスの仕事はメリットの多い働き方だといえます。
キャバ嬢に向いている人
キャバ嬢に向いている人
- 未経験からでも挑戦しやすい店舗を探している人
- 短期間で高収入を目指したい人
- どんなお客様とも仲良くなれる人
- 格式高さや上下関係に苦手意識がある人
キャバ嬢の仕事は未経験からでも挑戦でき、永久指名制がないため短期間で高収入を目指せます。
一見さんOKの店舗も多いため、初対面のお客様とも人見知りせず仲良くお酒を飲めれば、楽しくキャバ嬢として働けるでしょう。
もちろんナイトワークであり接客業である以上は、マナーや上下関係を守る必要はあります。
しかし、カジュアル層向けの店舗なら高級クラブほどのマナーは求められない点も特徴の1つです。
気軽に働けて、売上や指名本数次第でどんどん高収入を目指せることは、キャバクラならではの魅力です。
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ナイトワークならホステスだけでなくラウンジ嬢の仕事もおすすめ
女性が活躍できるナイトワークといえば、まずホステスやキャバ嬢を思い浮かべる方が多いですが、夜職の選択肢にはラウンジ嬢も存在します。
ラウンジ嬢とは、会員制ラウンジやラウンジで働く女性を指します。
ラウンジ嬢とは
- ラウンジ嬢ならノルマやペナルティに縛られずに働ける
- 会員制ラウンジであれば身バレのリスクも減らせる
- ラウンジ嬢の仕事が向いている人
ホステスやキャバ嬢の仕事と合わせてチェックしたい、ラウンジ嬢の仕事についてご覧ください!
ラウンジ嬢ならノルマやペナルティに縛られずに働ける
ラウンジ店はノルマやペナルティが撤廃されているお店で「紳士淑女の社交場」「高級相席店」のような雰囲気で営業する業態です。
そのため、ラウンジ嬢はノルマやペナルティに悩まされることなく、副業や学生バイトとして始める方が多いです。
そのほか、ラウンジ嬢の仕事は以下のポイントで非常に自由度が高い傾向にあります。
ラウンジ嬢の働き方とは
- シフトの制限がなく週1日から働ける
- 原則私服出勤で着替えやヘアメイクは不要
- 時給3,000円〜+各種バックで稼ぎやすい
ラウンジの仕事はキャストに厳しい制約やノルマがなく、未経験からゆるく働けます。
そのため、ナイトワークのなかでも特に学生や昼職との兼業を考えている方に人気があり、厳しいお店に苦手意識がある方にもおすすめです。
会員制ラウンジであれば身バレのリスクも減らせる
ラウンジ業態のお店の中でも特に注目したいお店が、会員制ラウンジです。
会員制ラウンジはその名のとおり完全会員制で、お店が認めた限られたお客様しか来店できません。
そのため、キャスト・お客様ともにプライバシーに配慮されており、夜職を始めるにあたって身バレが気になる方も挑戦しやすいことが魅力です。
お客様も夜のお店を訪れるには人目が気になる、社会的地位の高い方や著名人が多いため、客単価が高く豊富なコネクションも作れるでしょう。
高級クラブのような格式高さとキャバクラのような働きやすさの両面を兼ね備えているため、ナイトワークに挑戦したい方は会員制ラウンジもチェックしてみてください。
ラウンジ嬢の仕事が向いている人
ラウンジ嬢の仕事が向いている人
- 学生バイトや副業としてナイトワークを始めたい人
- 未経験からでも働きやすいお店を探している人
- 夜職を始めるにあたってゆるさを重視したい人
- ノルマやペナルティに追われたくない人
ラウンジ嬢の仕事は売上や出勤日数などのノルマがないため、ゆるく働けることが魅力です。
ナイトワーク経験も問われないため、初めての接客としても必見の業態です。
ナイトワークに挑戦する際は、ホステスやキャバ嬢はもちろん、ほかの選択肢も視野に入れてお店探しを検討してみてください。
会員制ラウンジの仕事内容や収入については以下の記事でも詳しく解説しています!
ホステスやキャバ嬢だけでなく広い選択肢からお店を探そう
ホステスとはどのような仕事なのか、キャバ嬢やラウンジ嬢との違いと合わせて解説しました。
- ホステス:ハイクラスな高級クラブなどで働く女性
- キャバ嬢:全国に存在するキャバクラで働く女性
- ラウンジ嬢:ノルマやペナルティのないラウンジで働く女性
ナイトワークでの女性の働き方は働く店舗のジャンルによって変わり、店舗の違いから接客スタイルや給料システムにも違いが生じます。
そのため、ナイトワークに挑戦する際はホステスとキャバ嬢の違いをふまえて、自分に合ったお店で接客に挑戦しましょう。
ナイトワークに挑戦するなら、ホステスやキャバ嬢はもちろん会員制ラウンジ嬢などほかの働き方を選ぶのもおすすめです。
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